角島(つのしま)への旅 ~列車、バス、徒歩でアクセスする~
※2019/5/2 改訂
前回は角島(つのしま)大橋からの光景についてまとめましたが、今回は列車からのアクセス方法について簡単にまとめてみようかと思います。
大体の方はレンタカー等の車で行くんじゃなかろうかと思うんですが、列車とバスを駆使して訪れることも十分に可能です。
■『角島(つのしま)大橋 ~国内屈指の海の絶景スポット~』
・山陰本線「特牛(こっとい)駅」よりバスで移動する
長門古市駅より列車でおよそ30分。「特牛(こっとい)駅」に到着。
初見じゃどう見ても“とくぎゅう”って読んじまうな。難読駅名としてさまざまなメディアで取り上げられているとか(wikipedia情報)。
かなりどローカルな無人駅です。しかし、これがまた良い。
旅に出ているんだなという実感が湧くというものです。
そんな気分に浸る間もなく、駅前のバス停に角島行きのバスがすぐに到着。
これに乗り込んで、いざ角島へと向かいます。
バスの本数はあまり無く、しかも駅周辺もほぼ何も無いのでこれを逃すとちょっと困ったことになりますので注意。
■特牛駅⇔角島 バス時刻表
↑バス時刻表をこちらで確認しておくと良いでしょう。
・「西長門リゾート入口」停留所で降車する(降りる停留所に注意!)
バスに乗り込んで約15分。「西長門リゾート入口」という停留所で降りて角島大橋まで3~5分ほど歩き、美しい光景を堪能する。
この停留所で降りないと、特に午前ダイヤではそのまま角島大橋を渡りきってしまい、角島大橋と海の有名な光景を見ることができなくなってしまいますので注意。
そしてこの橋、その気になれば歩いて渡ることも可能ですが、歩道が無いので若干危険ではあります。
とは言え、次のバスまで1時間半待ち。このまま橋の前にずっといとくのも暇ですし、なおかつ次の予定の事も考慮に入れて、歩いて渡ることにしました。
路側帯からなるべくはみ出さないように極力端っこを歩くようにする…が、やはりある程度は限界がある。
この日は平日だったので、交通量も意外と少なめではありましたが、それでもドライバーからすれば私の存在は邪魔だったかもしれませんな。
ちなみに、私以外にも歩いて橋を渡った猛者がもう一人、しかも女性の方でした。
案外、徒歩で渡る人たちも多い…のだろうか?
しかし、橋の上からの景色もなかなかに楽しめるものです。
折角なので角島内もいろいろと行ってみたいと思ってはいたんですが、あまり時間がなかったので、島内を海沿いにゆっくり散策して特牛駅に戻ることに。
漁港付近からの風景や、コバルトブルービーチのこれまた澄んだ青い海があまりにも綺麗。
今度はゆっくりと島内も見て回りたいというリベンジを誓いつつ、この島を後にする。
■角島内のバス停留所及び時刻表についてはこちらを参照 ※PDFファイル
・再びバスに乗って「特牛駅」に戻る
そして再び特牛駅へ。
(単純に下関方面に行きたい方は「滝部(たきべ)駅」までそのままバス移動も可)
ちなみにこの駅、2005年の『四日間の奇蹟』という映画で「伊上畑駅(いがみはたえき)」として登場したらしい(映画は未見)。
駅舎の隣に「奇蹟の鐘」というものが設置されていましたが、これもその関連…なのだろうか??
駅舎内待合室では猫がぐっすりと眠っておりました。
わざわざ座布団まで用意されていて、“駅舎がおうち”な感じになっちゃってます。
寂れた駅ではありますが、むしろこれが非常に風情があって良い感じです。
遠い所へ来たという思いと、ここからまた旅立つんだなという思いが混ざり合ったこの何とも表現し難い気持ちが心地良い。
そして次の目的地、下関駅へと向かう。
リンク
■ブルーライン交通株式会社
■特牛駅⇔角島 バス時刻表 ※PDFファイル
■角島内のバス停留所及び時刻表 ※PDFファイル
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