尻屋崎アタカ・冬の寒立馬 ~吹雪舞う果ての地で越冬する姿に魅了される

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青森県尻屋崎
下北半島の北東先端部に位置するこの地には、ここにしか放牧されていない寒立馬(かんだちめ)がいる事で知られています。
その名の由来を示す冬、雪の中の寒立馬たちの姿が見たくなって、会いに行ってみました。

 

 

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1.逞しく冬を越える寒立馬

 

通常、寒立馬たちは、尻屋崎灯台周辺の放牧場にいますが、冬季は東側入門ゲートの南側にある『アタカ』という放牧地に移動します。
雪積もる冬季に寒立馬が見たい場合は、この『アタカ』に訪れる必要があります。

ちなみに、ビジターハウス前や東側の尻屋崎灯台入門ゲートは、11月~4月までは閉鎖され、バスや車で中に入る事は出来ません
徒歩で入る事は出来ますが、ゲート内に寒立馬たちはいませんので、注意。

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『アタカ』入門ゲート。

ゲート右側の門から入る事が出来ます。

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通常、鍵は掛かっていませんので、ロープを外せば門が開きます。

門を抜けたら、忘れずに閉めるように。

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干し草等を蓄えている小屋を越えて、さらに奥の方へと進むと…。

 

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寒立馬たちの姿がありました!

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寒立馬は、雪が舞う厳しい寒さの中でも耐えることができる馬で、足が短めでずんぐりとした体格である事が特徴です。

青森県の天然記念物でもあります。

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体中に雪がまとわりついても、全く気にする事なく、のびのびと歩き回ったり、干し草を食べたりして過ごす寒立馬。

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逞しく冬を乗り越えていく寒立馬たちの姿。

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見ている方も寒さを忘れてしまいそうです。

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まるで星空のような雪をまとった姿。
どこか幻想的です。

 

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ひと際逞しい体つきの寒立馬の姿も。

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何となくボブって名前が似合いそうな…。

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そして、寒立馬たちは割と人懐っこい性格をしており、こちらにも興味を持って接してきてくれたりします。

可愛らしいです。

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ただし、寒立馬に限らず、どの馬でも言える事ですが、いくら人懐っこいと言えども、背後からいきなり近づいたりしないように気をつけましょう。

寒立馬たちの写真をスライドショーにまとめてみましたので、是非ご覧ください。

動画も作成してみましたので、こちらも是非合わせてご覧ください。

 

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冬を乗り越えて、春へと旅する寒立馬。

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本州の果ての地で、寒さに負けず、癒しの光景を見せてくれる姿には、ただ心が打たれるばかりです。

 

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アタカまでのアクセス

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 2-1.車での移動の場合

青森県道6号むつ尻屋崎線をひたすら北上していきます。

越冬放牧地アタカは、尻屋崎灯台入門ゲート東側の手前300mほどの場所に位置しています。

入門ゲートは冬期間は封鎖されていますので、車での進入はできません
徒歩で入る事は可能ですが、寒立馬はそこにいませんので、注意しましょう。

冬の寒立馬は、アタカにしかいません。

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ちなみに、アタカ周辺に駐車場はありません

アタカ入口の簡易トイレの脇に、わずかばかりの停車スペースがありますが、両脇に1台ずつしか止められません。
先客がいましたら、他の車の通行の妨げにならないように、路上駐車するしかありません。

また、冬季は路面凍結や積雪によるスリップの危険性があります。
アタカまでの道中は、勾配の急な坂道も数か所通る事になりますので、運転には十分に注意しましょう。

また、尻屋崎周辺は、海上からの強風が吹きつけられやすい場所でもあります。
特に冬季は、降り積もる雪も巻き上がり、ホワイトアウトとなる場合もあります

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写真は、私が実際に運転していた時に遭遇した、ほぼホワイトアウトの状態。
カーブだらけの道でもありますので、無理な運転は禁物です。

特に雪道の運転が不安だと思う方は、無理して車で行くよりも、付近までバスで行く手段もあります。

 

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 2-2.路線バスでの移動の場合

 

11月1日~4月30日までは、尻屋崎灯台までのバス運行はされていません灯台入口のゲートも閉鎖されます
途中の尻屋停留所までの運行となります。

しかし、越冬放牧地アタカは、『尻屋』停留所から1.7kmほどの場所に位置していますので、徒歩での移動も十分検討の余地があります。
ただし、冬季は数十cmの積雪が予想されますので、雪道を歩くのに適した装備で挑むことが望まれます。

↑『尻屋』停留所~寒立馬越冬放牧地アタカまでの徒歩での移動ルート

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体力や足腰、そして天候に問題がなければ、むつ市にある『むつバスターミナル』より、下北交通バス尻屋線に乗車する事で、最寄りまでのバス移動が可能となります。

『尻屋』停留所にて下車し、徒歩片道30分~40分ほどで移動することができます。

ただし、停留所~アタカまでの道中は、急な坂道が連続している箇所もありますので、スリップには十分に注意しましょう。

また、バスの運行本数も少ないため、乗り遅れには十分注意する必要があります。
日帰りでの往復を考えている場合、実質1日2往復しか運行されていませんので、くれぐれも乗り遅れないように注意しましょう。

『尻屋』停留所からのむつバスターミナル行きの最終便は、13:30となっています。 2022年3月現在

ちなみに、むつバスターミナル~尻屋停留所までの運賃は、片道1,330円です。

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3.春~夏の爽やかな寒立馬/最後に

 

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冬を逞しく乗り越えた寒立馬たちは、春になると、「アタカ」から灯台周辺へ放牧されます。

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厳冬の先にある爽やかな光景。

コチラでも春季の尻屋崎についてまとめていますので、是非合わせてご覧ください。

関連:■『尻屋崎(しりやざき) ~本州最涯の地と寒立馬の光景に癒される~』

夏と冬、同じ場所なのにまるで違う顔を見せる尻屋崎。
しかし、どちらにも比べ難い魅力が溢れています。

そして、季節を問わずのびのびと過ごす寒立馬たちの姿に、是非癒されてみましょう。

 

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リンク

 

『下北ナビ/尻屋崎』

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