襟裳岬への旅 ~列車とバスを駆使して行く旅・前編~

 

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北海道『襟裳(えりも)岬』。

前回は、その雄大にして壮麗な岬についてまとめましたが、今回は、その襟裳岬までの移動の様子についてまとめていきます。

ちなみに今回、襟裳岬に向かう前日に、札幌に来ていました。
私の敬愛するアーティスト・ASKAが参加するライブがありましたので、それを見に行っていました。

そして、その後2日間の休みを貰い、これを利用して初の襟裳岬に行ってみようと画策。
例に漏れず、今回も公共交通機関を駆使しての移動となりますので、興味ある方は参考にしてみて下さい。

 

■襟裳岬シリーズ■

北海道・襟裳岬 ~圧倒的にして壮大な光景と歴史を体験せよ!
襟裳岬への旅 ~列車とバスを駆使して行く旅・前編~
襟裳岬への旅 ~列車とバスを駆使して行く旅・後編~

 

 

襟裳岬まで公共交通機関を駆使して移動するには?

 

札幌から襟裳岬に公共交通機関で行く場合、方法は主に二つ。

①JR線にて「鵡川(むかわ)駅」まで移動し、代行バスで「様似駅」まで移動した後、路線バスにて「えりも岬」まで移動する

②高速バス『ペガサス号』にて、「役場前」まで移動し、路線バスにて「様似駅」まで移動、さらに路線バスに乗り換えて「えりも岬」まで移動する

 

具体的な移動方法としては、

 

①札幌駅からJR千歳線にて「苫小牧(とまこまい)駅」まで移動 ⇒ JR日高本線に乗り換え、「鵡川(むかわ)駅」まで移動 ⇒ 「鵡川駅」より代行バスにて「静内駅」まで移動 ⇒ 「静内駅」で「様似駅」行き代行バスに乗り換える ⇒ 「様似駅」にてジェイ・アール北海道バス日勝線の広尾方面行バスに乗車し、「えりも岬」停留所にて下車する

②札幌駅前にて高速バス『ペガサス号』に乗車し、浦河町の「役場前」停留所にて下車 ⇒ 同停留所より、ジェイ・アール北海道バス日勝線の様似営業所行きバスに乗車し、「様似駅」まで移動 ⇒ 「様似駅」にて同路線バスの広尾方面行きバスに乗車し、「えりも岬」まで移動する

 

と、こんな移動プランでしょうか。

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運賃は、列車駆使の場合、札幌~様似で片道4,840円 (※写真は増税前なので若干安め)、様似~えりも岬までの路線バスで1,360円
高速バス『ペガサス号』の場合、札幌駅前~役場前まで片道2,980円、役場前~様似まで590円、そして様似~えりも岬まで1,360円となっています。

高速バスの方がお得

何れの場合も、待ち時間込みで、片道トータル7時間~8時間は掛かります。繰り返しますが、片道トータル7時間~8時間です
レンタカーはともかく、札幌方面からのバス移動だと日帰りで行けたもんじゃないので、1泊2日で移動する前提で移動プランを組むのが良いでしょう。

 

ちなみに、帯広方面からだと若干移動時間は短縮されますが、広尾からのバス運行本数がかなり少な目ですので、注意が必要です。

今回、行きは札幌から列車と代行バス、路線バスを駆使して襟裳岬まで移動し、帰りは高速バスを利用する、という移動プランで行動を開始。

……ただし、この高速バスなどをろくすっぽ調べもせずに利用しようとして、後で焦る羽目になります。(←ヒント:高速バス『ペガサス号』札幌行きは要予約)

 

◇参照◇

■役場前(浦河)~様似、様似~広尾間のバス時刻表はコチラを参照ください(「様似方面時刻表」をクリックorタッチで時刻表が表示されます ※PDFファイルです)⇒ 『時刻表/ジェイ・アール北海道バス』

■帯広~広尾間のバス時刻業はコチラを参照ください(「時刻表No.6表(約965KB)」をクリックorタッチで時刻表が表示されます ※PDFファイルです) ⇒『時刻表/十勝バス』

『高速ペガサス号・運賃・時刻表/道南バス株式会社』

 

 

実際の移動の様子1 ―札幌~様似間―

 

ここからは、実際に私が移動した時の様子についてまとめていきます。

私が実行に移したのは、2019年9月24日~25日。
ちょうど台風が北海道を直撃するかもしれないルートで接近していた為、かなりヒヤヒヤしたものでした。
しかし、実際は東北辺りでかなり弱体化した為、飛行機も問題なく飛べる状態となっており、さらに、襟裳岬移動当日にはすっかり通過後の晴れ間となっていました。

この時ばかりは、「私ってマジで晴れ男なんじゃないか」と思ったものでしたが、そんな事はさておき、移動の様子についてまとめましょう。

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9月24日、移動日当日。
この日は早朝の06:20より札幌駅を出発し、まずは「苫小牧(とまこまい)駅」まで移動します。

早朝時点ではまだ雨がパラついていましたが、道中に晴れるだろうと確信しながら駅に向かいます。

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06:20発の東室蘭行き普通列車にて、苫小牧駅まで移動します。

長い旅路の始まり始まり。

普通列車なので、当然ながら快速エアポートと比べると非常に遅いです。

札幌を出発し、55分も経過して、ようやく新千歳空港方面との分岐点である「南千歳駅」に到着します。

「苫小牧駅」までは、後35分程度。

 

 

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07:44、ようやく列車は「苫小牧駅」に到着します。
ここに到着する頃には、もうすっかり晴れていました。

さすが晴れ男!(←しつこい)

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ここですぐさま、お隣のホームから07:54に発車する日高本線の列車に乗車します。
朝の学生さんたちが結構な割合でいます。

そういえば9月24日、25日は平日だっけか。

そして、ちょうど登校時間に重なる時間帯。
次の乗り換え駅の「鵡川(むかわ)」まで、そう大した移動時間じゃないので、席が溢れるようなら、せめて学生さんたちに譲ろうと思ってましたが…。

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案外余裕でしたね。

さ、気を取り直してこの日最後の列車移動となります。

 

 

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08:22、鵡川駅に到着します。

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鵡川駅のすぐ北西側に鵡川高校がありますが、みんなそこの学生さんなのかな。
鵡川駅からの代行バス利用者は、私を含めて6人~7人程度といったところ。

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鵡川駅から先は、2015年1月の爆弾低気圧による高波被害で土砂災害が発生してからというもの、全て運休状態となっています。
復旧作業に多額の費用が掛かる事、利用者数も少ない事などから、復旧の目途が立たず、結局2020年度を目安に廃止が確定的となってしまいました。

一度、海沿いを走る列車に揺られながらゆっくり日高方面を南下してみたかったんですがね、実に残念。

しかし、バス移動もこれはこれで面白いもの。

気持ちを前向きに、08:38発同駅発の代行バスに乗車します。

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そして、列車に替わるバスは、南に向けてどんどん走っていきます。

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太平洋のダイナミックな海の景色、のんびり牧場で過ごす動物たち。
両側に北海道ならではの長閑で癒しの光景を見せながら、バスは進んでいきます。

うん、やっぱりバス移動も悪くない。

 

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そして、代行バスなので、当然、日高本線の各駅付近に立ち寄りながら進んでいく事になります。

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事実上の廃駅となった、鵡川駅以南の日高本線の駅たち。
そして、もはやお飾りとなった踏切。

もうこのホームにも列車は来ず、レールの上を走る事もない、と考えると、寂しい気がしてくる。

 

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さらに進んでいくと、高波被害で崩れ落ちた線路、流された鉄橋など、自然の破壊力をまざまざと見せられる光景にも出くわします。

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雑草に覆い隠された線路。

ここまで放置されてしまっては、崩落した箇所に限らず、レールも全取り換えが必要になってくるだろうな。
そうなると、利用者数の割に多額の復旧費用が掛かる為に、断念する事も分からなくはない。

 

 

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そうこう思っている内に、代行バスは、終点の「静内駅」に到着します。

鵡川駅からここまで、実に1時間50分ほど。

しかし、旅はまだまだ中間地点でしかありません。

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「鵡川駅」から乗ってきたこの代行バス、一応この「静内駅」が終点となりますが、そのまま次の10:33発の「様似駅」に向かう代行バスとなります。
よって、このまま乗車していても全く問題ありません。 ※一応2019年9月時点の10時台のお話

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その間に、「静内駅」にてトイレを済ませておくと良いでしょう。
高速バスと違い、どこにでも走ってる路線バスと似たような車両を使っている為、車内にトイレはありません。

この待ち時間の間に済ませておくのが良いでしょう。
運転手さんも、この程度の途中下車なら、何も言わずに降ろしてくれますので、安心を。

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出来る事なら、この静内町も散策してみたかったのですが、時間に余裕がなかったので、またの機会に持ち越しとなります。

そして、10:33、日高本線の終着「様似駅」に向けて、路線バスは進んでいきます。

 

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日高地方は、サラブレッドの産地としても有名です。
道中のあちこちで、サラブレッドの牧場を見る事ができます。

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古くから人に欠かせない存在となっていた馬たち。
ここでそのエキスパートが育てられていきます。

でも、こうしてのびのびと放牧された姿を見るのも良い。

ちなみに、意外に思われるかもしれませんが、馬って実はかなり普段は大人しい動物です。
牧場などで放牧された馬が走っている光景って、見た事ない方が多いと思われます。

実は割とサボりや(←言い方)なんです。

 

 

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そして、ふと空を見上げると、彩雲が。
これは何か良い事の起きる兆候なのか!?

心をウキウキさせながらバスに揺られます。
この後の冷や汗ものの展開を知らずに……。

 

 

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終着の「様似駅」に近づいてくると、海には鋭く切り立った特徴的な岩が。

ローソク岩」と呼ばれており、そして、そのすぐ沖の方には「親子岩」という、二つの岩も見えてきます。

なかなかの風景。
是非降りてゆっくり見てみたかった。

ここまで来ると、「様似駅」はもうすぐ。

 

 

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そして12:15頃。
代行バスはいよいよ日高本線終着の「様似駅に到着します。

札幌を出発してからおよそ6時間!!

これだけでも十分な長旅ですが、目的地の「襟裳岬」は、まださらに南の方に位置しています。

さっさと移動しきってしまいたい所ですが、次の「えりも岬」を経由する路線バスは、14:00発。
1時間半以上の待ち時間が発生する事となりました。

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とりあえず、「様似駅」の様子を覘いてみる事にします。

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日高本線の終着駅。

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しかし、今や実質的な廃駅。
もうここまで列車が来る事はないと分かると、このまま消えていってしまうのが本当に寂しい。

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駅舎だけはそのまま利用してくれるだろうか…。

 

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そんな事を思いながら、まずは昼食をとるべく、様似町内を散策する事にします。

 

 

様似での食事と散策

 

ここで、ここに来る途中に、地図で見ていて気になったたお店が一つ。

様似駅のすぐ北東側に位置する『水鶏(くいな)』。

 

 

ラーメン屋なのですが、なかなか美味しそうなお店だったので、ここに行ってみる事にしました。

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駅名標のような『水鶏』と書かれた看板。
そして、まるで古い列車の車両をそのまま店舗に改造したかのような佇まい。

ただのラーメン屋じゃないぞ、ここは!

入る前から確信。

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店内もやはり古い客車のような内装。

後で調べてみると、やはり旧国鉄の客車を改造したものらしい。
これだけでも実に味のある店内。

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メニューも思ったより充実しています。
どれを食べても外れがなさそうな雰囲気であるのが良い。

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「からみそラーメン」と「ギョーザ」、「小ライス」を注文。

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ハッキリ言って“最高”のラーメンでした!
味噌は濃すぎでも薄くもなく、しっかりと奥行きのあるコクがあり、辛みそも辛すぎず、ほどよい刺激になっている。
ギョーザもラーメンとの相性抜群の美味しさ!

是非また行ってみたいけど、次行けるとしてもいつになるのやら…。

“名店”って、本当に普段行きにくい所にあるよなぁ。
そうしみじみと思ったものでした。

次は日高エリアを重点的に行ってみたいので、その時についでに行ってみたいものだ。

 

 

大満足の食事を終えるも、次のバスまでまだ1時間ほど残っている。

駅前で待っているだけというのも勿体ないので、軽く周囲を散策してみる事にします。

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駅のすぐ西の方には、町役場様似スポーツセンターがあります。

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様似スポーツセンターには、『生涯スポーツの町 宣言町』と謳われています。

ちなみに、様似には『テニポン』という、様似発祥のスポーツがあります。

テニポンとは、テニスとピンポンを組み合わせたスポーツで、「だれでも」「どこでも」簡単にできて、技術のいらない新種目スポーツとして、様似町で誕生しました。

amazonにもテニポン用ラケットがしっかり販売されていますよ!

様似のご当地スポーツ、興味ある方は調べてみて下さい!

『テニポン』

 

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そしてセイコーマート
これだけは閑散とした町であっても、割と一店舗はあるのが頼もしい。

何よりも店内放送で掛かる「♪セイ (⤴) コー (⤵) マー (⤵) ト !♪」という、あの音楽を聴くと、無性に嬉しくなる。
これだけでも北海道を旅している気分に浸れる。

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この町の雰囲気も割と好きだな。

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路地裏とかこの寂れ加減がほどよく心に染み込んでくるような雰囲気でね。
ちょっと表現し難い事なんですが…。

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南側に行くと、壮大な太平洋の海原が広がります。

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台風通過後だからなのか、晴れ渡った景色の割には激しく波が打ち寄せています。

重く響く波音、爽やかな模様を描く空との対比。
でもそれがまた良い…。

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そうこうしている内に、広尾方面へと向かうバスの時間が近づいてきましたので、様似駅に戻ります。

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そして、14:00発のえりも岬を経由する路線バスに乗り込み、この日最後の移動を開始します。

 

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移動中のバスを流れる車窓がまた良い…。

 

 

襟裳岬到着 ~みさき荘での温かなおもてなしに感動する~

 

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そして、14:54。ついに目的地の『襟裳岬』に到着します。

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札幌を出発してから、実に8時間半。
青春18きっぷで本州を横断しようとする勢いの移動時間だ…。

この日は、襟裳岬の旅館『みさき荘』で宿泊する予定でいるので、ひとまず、旅館に行って荷物を降ろしてから、ゆっくりと襟裳岬の風景を楽しむ事にします。

 

 

本当に岬沿いに位置する旅館。
こんなすごい場所で泊まれるなんて、旅人にしては嬉しい事この上ない。

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移動中の景色がすでに半端なく素晴らしい…!
岬に行ったらどんな風景になっているんだ…!

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気分の高まりを感じながら、『みさき荘』へと進めていきます。

 

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そして、『みさき荘』に到着。

なかなか良い佇まいの旅館。
古さを隠し切れませんが、味があって良い。

綺麗なホテルでは味わえない、これぞ“地方の旅”という雰囲気を存分に堪能出来る。

だが、ここで一つ重大なミスを犯していた事が発覚します。

玄関から入って、窓口にて声を掛けるも…。

 

中から出てきた旅館のおっかさん。しかし、「どうしましたか~?」といった具合の対応を受けて、少し「ん?」といった状態になります。

「今日、宿泊の予約をしたミジャと言いますが」

「え?今日は誰も泊まらないはずだけどね~」

「え゛…??あれ!?インターネットで予約の連絡したはずなんですが…」

「ん~~?お客さんの名前と連絡先教えてもらえる?」

「〇〇〇〇です」

暫く調べた後に、

「アレ~?あなた明日泊まる事になってるよ~?」

「な…、何ですと…!?」

 

まさかの予約日を間違えるという、痛恨の大誤算が待ち受けていました。
何故だ!?何故こんな事に!?? ←お前がちゃんと日付を確認しないからだ

 

すると、おっかさんが

「もう今からじゃ夕食の準備は出来ないけど、部屋は用意する事は出来るよ」

と言われたので、

「ああ、もう是非お願いします!!(懇願)」

「それじゃ部屋の用意はしておくから、その間にその辺の散歩でもしてきて。ご飯は観光センターで食べられるよ」

「ありがとうございます~!!あ、先に荷物を部屋に置いてきても良いですか?」

 

そう言うと、快く部屋まで案内してくれましたので、ひとまず荷物をそこに置いて、身軽な格好にしておきます。

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……はああぁぁぁ。良かった……。一時はもしかしたら泊まれないかも?何て頭を過ったけど、何とか宿にありつけた…!!

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内装もけっこう古いですが、これはこれで良い。

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そして、部屋の窓から岬が見えてるのがすでに素晴らしい…!

そんなドタバタをクリアし、ようやく襟裳岬を楽しむ時がやってきました!

 

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襟裳岬の様子については、前回の内容を参照ください。
まさに雄大にして壮麗!

北海道を代表する岬は伊達じゃない事を見せつけられます。

 

 

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海の向こうに沈む夕陽を見送った後、旅館に戻ると、二回の部屋には茶菓子とお布団が、そして一回ではお風呂が用意されていました。

今日は私一人の貸し切り状態。

とりあえず、お風呂に入ります。

うん、これまた良い感じのお風呂だ。
この微妙な狭さ加減が雰囲気出てて良い。

何より独占状態ってのがもう堪らない…!

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部屋に戻ってから暫くゆっくりしていると、何とおっかさんがつぶ貝(エゾボラ?)をサービスしてくれました…!
貝殻にネギや人参、昆布などをだし汁を入れて茹でる、簡単な鍋料理のようなもの。

そしてご丁寧にビールまで…!!

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もとはと言えば私の手違いで素泊まりになったというのに、このおもてなし。

本当に心から感動したものです。

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窓からは襟裳岬に打ち付ける波音が響き渡ってくる。
部屋では小料理をフツフツと煮立てる音。

こんな旅は初めてかもしれない…。
一生でも忘れれない旅の一つになるだろう。

そう思いながら料理を噛みしめたものでした。

 

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この後、簡単に夜の散策がてら星空を眺めながて、眠る事にしました。
(星空についても前回を参照ください)

こんな素晴らしい気持ちで眠れるのは貴重な体験だ。

そして更けていく夜…。

 

 

さて、翌日は襟裳岬の朝日を迎えるところから始まりますが、ここからの様子は、また次回にお届けする事にします。
2日目もまた、私のグダグダっぷりがさく裂しています…。
その辺りも含めてお伝えしましょう。

 


リンク

 

『北海道えりも町 海と大地のふるさと』

『ジェイ・アール北海道バス』
『高速ペガサス号・運賃・時刻表/道南バス株式会社』

『みさき荘/風のまち「えりも」観光ナビ』
『旅館みさき荘/北海道優良民宿・旅館グループ』

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  1. 加藤圭三

    面白かったです
    私もえりも岬目指したのですが乗り継ぎの時間考え断念し鵡川でシシャモ食べて引き返しました
    高波さえ無ければ、と少しうらみました
    なので旅行行った気分なりました
    缶ビール嬉しかったでしょうね
    最高の想い出なったのでないすか?
    また読ませてください

「さぁ行こう」そう思った時が旅の始まり。あなたはどんな旅がしたいですか。
人それぞれ個性があるように、旅もまた千差万別。あなたに合う旅を見つける手助けができるような、そんなサイトを目指して……。
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