半田市の彼岸花 ~彼岸花と花嫁行列の夢のような光景~
放射状に深紅に咲き誇る独特の形状をしたその花は、死を連想すると同時に極楽浄土を思わせるような、哀愁を漂わせながらも心が洗われるかのような、非常に不思議な気分にさせます。
彼岸花の名所は全国各地にありますが、この愛知県半田市は有数の名所の一つ。
ごんぎつねの故郷ともされる半田市。
その半田市の矢勝川堤防沿いを埋め尽くす彼岸花の数々。
爽やかな秋空に映える赤一面の曲線。
時折見られる白い彼岸花もまた絶妙なバランスであり、多彩な色彩を演出してくれているようです。
この見事な風景の中を花嫁行列が通り過ぎていきます。
なんと絵になる事か。
まるで昔話の世界に入り込んでしまったかのような……。
私がこの矢勝川に訪れた時は、3分の1ほど見頃が過ぎてはいましたが、それでもこの光景は見事の一言に尽きます。
堤防のすぐ隣の小金の稲穂もまた、この素晴らしい光景を引き立たせるのに一躍かっています。
桜や紅葉のように、毎年見頃は変動しますが、例年だいたい9月下旬頃が見頃となっているようです。
もしこの時期に名古屋を訪れる機会がありましたら、ちょっと足を延ばしてこの半田市を散策してみてはいかがでしょうか。
■半田市・矢勝川の彼岸花■
アクセス:名鉄河和(こうわ)線の半田口駅より徒歩約10分ほど。
名鉄名古屋駅から半田口駅までの運賃は¥600となっています。
アクセス:名鉄河和(こうわ)線の半田口駅より徒歩約10分ほど。
名鉄名古屋駅から半田口駅までの運賃は¥600となっています。
撮影日:2013/09/29
リンク
■『新美南吉顕彰会・彼岸花のページ』
■『半田市観光ガイド』
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