ノシャップ岬 ~本土最北の夕焼けの名所~

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ノシャップ岬
稚内市の中心街のすぐ北側に位置する岬であり、漢字では「野寒布岬」と書きます。

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ちなみに“ノシャップ”とは「岬のそば」「岬がアゴのように突き出たところ」という意味の「ノッ・シャム」というアイヌ語が語源となっています。

本土(日本)最北端の地は「宗谷岬(そうやみさき)」であり、このノシャップ岬ではありませんので、注意しましょう。

 

ちなみに、根室市にある「納沙布岬(のさっぷみさき)」と名前が似ていますが、全くの別物ですので、間違えないように注意
ただ、納沙布岬は“本土最東端の地”でもあり、地図から見ても全然違う場所にあります。
稚内市に向かっているつもりが、根室市に向かっていた、何てことはまずないとは思いますが。

 

 

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岬のすぐ南西の方には「恵山泊漁港公園」があり、そこに「ノシャップ岬の碑」や、岬のシンボルである「イルカのモニュメント」が設置されています。

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空気の澄んだ日には、海の向こう側に利尻島の利尻富士や礼文島、サハリンの島影を望む事が出来ます。
本土(日本)最北端の地ではないにせよ、海の国境が目の前に広がり、これはこれで「随分遠い場所まで来たもんだ」という実感が湧いて来ることでしょう。

 

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ただし、本当の岬の北端は、稚内灯台のある場所となっています。
赤と白の縞模様が特徴的なユニークな灯台です。

 

 

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そして、このノシャップ岬が最も美しく映えるのは、何と言っても夕暮れ時

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水平線のはるか向こうに沈み行くオレンジの陽光。
それをバックにイルカのモニュメントが影絵のように佇む光景は、言葉を無くすほどに優雅なもの。

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稚内の人気スポットの一つでもあり、この夕暮れ時には多くの人が訪れる場所ではありますが、人々すら影絵のように映し出してしまいますので、まさにどこをとっても美しいものです。

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本土最北端の夕焼けの名所とも言えるノシャップ岬。
北の果ての町で、この淡い光にうっとりしながら時間を過ごすのも、非常に乙なものです。
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また、夏季のみの営業ですが、岬のすぐ近くには「お食事処樺太(からふと食堂)」という「生うに丼」で知られるお店もあります。

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看板メニューである「生うに丼」を始め、「いくら丼」や「五色丼」など、海鮮の丼ものがメインの食堂となっていますが、中でも「うにだけうに丼」は格別です


生うに丼の2倍の量のうにが詰められ、さらに「いくら」「かに」「ほたて」からどれか好きなものを1つ選べるという、非常に贅沢な丼となっています。

ただ、¥4,536と値は張りますが、何よりよくあるうに丼の生臭さをほとんど感じず、非常に濃厚クリーミーな味わいが嬉しい逸品となっており、これを食べたら暫くはそこいらのうに丼では満足出来なくなってしまうほどのものです。
旅行の予算に問題がなければ、是非とも味わっていただきたいものです。

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食事をすると、記念のステッカーまでいただけます。

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店内にはこの食堂を利用した客のメッセージが壁や天井にぎっしりと貼られています。
食事を注文すると、紙とサインペンも渡されますので、差し支えなければメッセージを残してみましょう。
せっかくなので、私も書かせていただきました。

 

ただし、この「からふと食堂」は、夏季限定(おおよそ6月中旬~9月中旬頃)での営業となっています。
このお店に限らず、夏季限定営業のお店は意外と多いです。
訪れる時期には注意しましょう。

 

 

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さらに、岬の土産店「あきかわ屋」では、ここにしかないデザインの「日本最北端の地到達証明書」を購入する事もできます。
なかなかしっかりとした証明書となっており、到達証明書乱発地帯のこの稚内においてもかなり上質な証明書の一つとなっていますので、興味ある方は忘れずにチェックしてみましょう。

『一般社団法人稚内観光協会/あきかわ屋』

 

 

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このノシャップ岬には、最寄までバスでの移動が可能です。
稚内駅前のバス乗り場(稚内駅前ターミナル)の2番乗り場にて「ノシャップ岬」行き、または「富士見・坂の下(ノシャップ経由)」行きバスに乗車し、「ノシャップ」バス停にて下車します。

富士見・坂の下行きの場合、終点ではありませんので、乗り過ごしに注意。

↑「ノシャップ」バス停からノシャップ岬までの徒歩ルート↑

 

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後は赤と白の縞模様が特徴の稚内灯台の方面を目指して歩いていけばほぼ間違いありませんが、詳細はコチラを参照ください。

『宗谷バス株式会社/ノシャップ岬へ行くには』

 

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  リンク

『一般社団法人稚内観光協会/ノシャップ岬』
『最北のまち稚内観光情報/ノシャップ岬』

『宗谷バス株式会社/ノシャップ岬へ行くには』

 

 

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