網走市への旅 ~やや行き当たりばったりな旅を楽しむ~

これまで5回に渡って北海道網走市での流氷、北浜駅、監獄についてまとめてきましたが、今回は行き当たりばったりな旅程を含めた残りネタについてまとめてみます。

 

◆3月5日の旅程◆

⇒中部国際空港より札幌・新千歳空港を経由し、女満別空港へ
……新千歳へ向かう飛行機にて、青森県の下北半島のむつ市の町や恐山、尻屋崎(しりやざき)が綺麗に見えました。こちらにも訪れた事がありますので、いずれまとめてみようかと思っています。
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⇒女満別空港よりバスに乗り、網走市内へと向かう
……北海道の道中の景色はやはりなかなか良い。これだけでも「北海道に来たんだなぁ」などという実感が湧いてきます。

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⇒網走駅前にてバスを下車。続いて網走駅より北浜駅へと向かう。
……網走駅は石北本線と釧路本線が乗り入れる、現時点において日本最北端の乗換駅(1989年に天北線が廃止されるまでは南稚内駅が、1995年に深名線が廃止されるまでは名寄駅が最北端の乗換駅だったようですが)。

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ローカルな雰囲気漂うこの駅舎はなかなかに良い感じですが、列車のダイヤはなかなかスカスカです。しかし、これも含めて味があって良い…のかもしれない。

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⇒北浜駅にて流氷を眺める
……網走駅から発車する釧路本線は、知床斜里駅までオホーツク海側を走ります。北浜駅までの約20分間、オホーツク海の流氷を見ながら列車に揺られる。
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そして北浜駅に到着。詳細はこちらの記事にてまとめています。…が、今回の北浜駅に来たもう一つの目的に“「停車場」にて食事をする”という事がありましたが、こんなときに限って夕方からの予約で閉店していたりする。
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ちょっと当てが外れましたが、翌日またここに来る事にして、変わりに夜になるまで待って星空と流氷の写真を撮ってみることにする。
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撮影中、なんとキタキツネが近くに現れましたが…写真を撮ろうとするとあっという間に逃げていってしまった。

 

⇒網走駅に戻る
……網走駅に戻ってきたのは夜8時前頃。この時間帯ともなると、大体のお店が閉まっていたので、どこで食事をすれば良いのやら、と悩んでいると、駅のすぐ隣に「アルカディア」というカフェチックなレストランが開いていたので、そこで食事をすることに。
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正直、あまり期待はしていなかったんですが、ここで注文した十勝牛とモツァレラチーズのカレー(だったか?)が予想外に美味かったので少し驚く。網走市内のグルメサイトではなかなかヒットしないお店ではありますが、個人的にはもうちょっと知れても良いのではないかと思ったりする。

カレーを食べただけなんですが。
『おいしい街網走・アルカディア』

そして、ホテル前のローソンにて網走ビールの流氷DRAFTというこの網走特産のビールが販売されていましたので、試しに購入。
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その名の通り、流氷をイメージした青色のビールとなっています。カクテルのブルーハワイみたいな……。
しかし、味はしっかりとビールです。しかもどこかフルーティで飲みやすいビールとなっています。
ただし、アサヒとかキリンとかのビールが好きな方にとっては薄味で物足りないかもしれない。

 

◆3月6日の旅程◆

⇒砕氷船「おーろら」に乗船し、流氷の海を楽しむ
……第1便(09:30発)の砕氷船に乗るべく、ホテルを出発。乗り場まではそれほど遠くなかったため、徒歩で移動し、9時前には着くようにしましたが、すでに20~30人ほどの先客が乗船待ちの列を作っていました。
私も急いでチケット購入手続きを済ませ、列に入る。
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砕氷船についてはこちらの記事にてまとめています。

 

⇒博物館 網走監獄へ移動する
……約1時間の砕氷船を堪能した後、バスにて博物館 網走監獄へと向かう。この時期は砕氷船乗り場近くからもバスが出ているので、移動は楽です。運賃は¥310。途中、「刑務所前」というバス停を通過しますが、ここで降りないよう注意です。
網走監獄についてはこちらの記事にてまとめています。
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監獄とは関係ないですが、監獄周辺に建ち並ぶシラカンバを見て「あ、やっぱり北海道なんだな」などという思いが過ぎる。

 

⇒北浜駅の「停車場」へ再び向かう
……網走監獄から網走駅前まで戻ってきましたが、飛行機まではまだだいぶ時間が余っていたので、昨日実現できなかった北浜駅の「停車場」にて食事をとる、という事のリベンジをするべく、再度北浜駅へと向かう。
先日とは打って変わってオホーツク海の流氷がなくなっていました。たった一日でここまで変わってしまう事に驚きつつ、北浜駅へと向かう。ちなみに、列車内は私とツアー客の団体さんのほぼ貸切状態となっていました。そしてツアーの皆様も一緒に北浜駅で下車。
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そして、今度こそ「停車場」がオープンしていたので、入店。
レトロな雰囲気と窓から見る海辺と駅ホームとの景色を堪能しつつ、食事をとる。(網走監獄で監獄食を食べたばかりではありましたが)

 

⇒そして網走駅に戻り、帰りの旅につくべく女満別空港へと向かう
……帰り際には、この時期の北海道なのにけっこう土砂降りの雨となっていました。雲の中を進む飛行機とほぼ水平に流れていく雨の光景が少し不思議な感じです。
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…と、こんな感じの旅程でした。もうちょっとプランを考えればもっといろいろなところに行けたかもしれませんが、こういったややその場しのぎ

的な旅もまた案外面白い…かもしれません。
もともと「流氷が見たい!」というただそれだけの理由で半年以上前から飛行機のチケットをおさえていただけの事ではありましたが。
ほとんど参考にはならないとは思いますが、要するに旅の過程ってのは、どんなにグダグダであろうが結局は楽しめればそれが最も良いものです。

…という言い訳をしておくことにする。


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