与那国島への旅 ~レンタサイクルで島内を周遊する~

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そして次なる目的地「西崎(いりざき)」に向けて自転車を進めます。

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ここから西崎までは地図上で見るよりもかなり距離があるように感じてしまうのは、やはり道が起伏富んでいるせいだろうか。

 

 

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ここでもまた少し寄り道して「ダンヌ浜」へ。
ここに来て雲の量がまた増えてきたので、日が差していなかったのがやや残念。

本来であれば、ここの海もまた非常に綺麗なものであろう。

 

 

さらに西に進んでいくと、久部良地区に差し掛かってきます。

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日本最西端の店 大朝商店」というお店もあります。
記念にここで何か買い物していくと良いかもしれない。
“日本最西端の店買い物証明書”とかいうのが……ありませんが、是非とも作ってほしいものだ。

 

 

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そして、この地区のさらに西の方に日本最西端の地「西崎」があります。
ここもまた崖の上の方に位置していますので、車意外での移動はやや労力を要します。

しかし、辿り着いたときの達成感もまた非常に高いものがあります。

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こちらも詳細記事をまとめていますので、参照してみてください。

『日本最西端の地・与那国島「西崎」 ~日本最後の夕日に圧倒~』

 

 

どうせならここで“日本最後の夕日”とやらを見てみたいと思うところですが、この時の時間はまだ14時前。
ましてや日本最西端なだけあって日が沈む時間もまた遅い。
夕暮れまで時間はまだまだあるので、「Dr.コトー診療所 (志木那島診療所)」を目指すべく、比川地区へと移動を開始します。

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南牧場を横切る道路を進んで行きます。
与那国馬たちと一緒に自転車で道を進んでいくのはなかなか面白いもの。
これは車で味わう事ができない自転車だからこその醍醐味の一つとも言えるだろう。多分。

『与那国馬 ~島の大自然と与那国馬が織り成す安らぎの光景~』

 

 

南牧場を抜けて比川地区に到着。
この時の時刻は14:30をまわっていましたが、昼食がまだだったので、この辺りでとることに。

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食事処さとや」にて“与那国そば”を注文。
通常の“沖縄そば”より麺が丸く、ぶっとい中華そばのような感じとなっています。
しかし、あっさりとしたダシが嬉しい沖縄そばらしさを存分に堪能することができます。
十分美味しいと思う。

 

 

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与那国そばを堪能し、「Dr.コトー診療所(志木那島診療所)」へ。
ドラマのロケ地として知られ、このためだけに台風対策も兼ねて2000万円かけて診療所のセットを造ったのだから驚きです。
本物の診療所さながらの細部までのこだわりっぷりも半端ではなく、一見の価値ありのロケ地となっています。

こちらも詳細記事を作成していますので、参照してみてください。

『「Dr.コトー診療所」 ~与那国島の有名ドラマロケ地を見学~』

 

 

そして“日本最後の夕日”を見るべく、診療所を後にし再度「西崎」へ。

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無事に夕日を見る事に成功。
すっきりと晴れわたってくれていれば最高だったんですが、これはこれで情緒があって良いというものです。

『日本最西端の地・与那国島「西崎」 ~日本最後の夕日に圧倒~』

 

 

こうして無事に与那国島自転車周遊は予定通り終了。
後は夕食をどうしよう……と思ってはいたものの、今回、与那国島に訪れた日は12月30日~31日という年末であった為、まともに空いている店が非常に少ない状況となっていました。
しかし、ホテルのレストランは営業していましたので、そこで夕食をとることに。

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このホテルのレストラン、事前に予約をしていれば夕食にて定食を食べる事ができますが、そうでなければ居酒屋のように単品ずつメニューから選んでいく形式(アラカルト)となっています。
私は予約をしていなかった為、単品で「豆腐チャンプルー」と「焼きそば」を注文。

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焼きそばは八重山そばを使用し、沖縄焼きそば八重山バージョンといったところ。
ソースは使いません。なのであっさりとした風味を味わう事ができます。

とはいえ、さすがにホテルのレストランは単品ずつでも値段が結構高い。
正確な値段は忘失しましたが、1品¥700~¥800はしました。
そして、量も多いとのことで、ちょっと減らしてもらっています。
1品だけでも良かったかもしれませんが、それだと何か物足りないような気が……と思ったものの、折角の与那国旅行なんだから、こんな時くらい好きに注文して正解か。

 

そして部屋でゆっくりしながら休みます。
何か額がヒリヒリするなぁと思っていたら、見事に日焼けしていました。
正月前の年末だというのに。
まるで酒を飲んだ後かのように顔が真っ赤でした。
与那国の日差しを甘く見過ぎていたか。

しばらく顔を洗う度にヒリヒリ痛みを味わう羽目に。

 

 

翌日。
ホテルの朝食をとる。

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が、全国どこのホテルにもあるような極々一般的なラインナップとなっていました。
沖縄らしくポーク玉子とか、ならではの品を置いてくれてもいいような気がしたんですが。

 

 

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那覇空港行きの飛行機までまだ時間があった為、ゆっくりとホテルで過ごし、ゆっくり散策を兼ねて徒歩で与那国空港へと向かう。

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与那国空港内のレストランにて長命草ロールケーキとコーヒーを注文する。
何だか凄く健康的なネーミング。
しかし、やや抹茶チックな感じのロールケーキでしたが。

 

 

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手荷物検査を抜け、与那国空港で唯一の搭乗口で飛行機に乗る時間を待つ。
このローカルな感じが実にたまらない。

 

 

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そして搭乗開始時間。
降りた時と同様、飛行機までは搭乗口から歩いて移動します。

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晴れた日だとこれは面白いものがありますが、雨だとちょっと大変そうだ。

飛行機に乗り込み、那覇へ向けて飛び立ちます。

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こうして与那国島への旅は終了。
自転車だけで何とか一日で周遊しましたが、やや急ぎ目で駆け回ったので、少しだけ心残りができてしまいました。
次はもっと与那国ならではのグルメであったり、もっとスッキリ晴れた日の夕暮れを見てみたいものです。
台湾も見えたらもっと最高です。

 

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ちなみに、与那国島のお土産に「クバもち」と「上原かまぼこ店」製のかまぼこを購入。

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「クバもち」とは、沖縄特有の風習の一つで、旧暦の12月8日に健康長寿の祈願の為の縁起物として食べる「ムーチー(鬼餅)」のようなもの。
「クバの葉餅」とも言われ、クバ(ビロウ)という木の葉で包んだ餅。
ちなみに「ムーチー」はサンニン(月桃)の葉で包むのが一般的なので、「クバもち」とは別物といえば別物。

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かまぼこは油で揚げて作る沖縄かまぼこの一種。「さつま揚げ」に近いか。
何れもなかなか美味ではありますが、日持ちしないのが難点。
買ってなるべく早めに食べる必要があります。

与那国島に訪れた際のおともに買ってみるのも良いかもしれません。

 

 


   リンク

『与那国島ねっと』
『与那国島観光案内』

 

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