田代島(猫島)への旅 ~バス、船でアクセスする~
前回は宮城県の田代島(たしろじま)、通称猫島での猫たちについて紹介しましたが、今回は、田代島までの旅の過程について、簡単にまとめてみようかと思います。
◆猫島探訪シリーズ◆
猫島については、是非コチラも併せて参照ください
※「猫島」と呼ばれる島は、国内に複数個所あります
■『愛猫家の聖地「猫島」 ~愛媛県青島~』
□『愛媛県・青島(猫島)への旅 ~移動の注意点と旅の行程~』
■『福岡県・藍島(あいのしま) ~福岡の猫島で猫と自然に癒される~』
■『馬島 ~福岡県・藍島近くの、もう一つの穴場的猫島~』
□『福岡県2つの猫島・『藍島』『馬島』への旅』
田代島は、宮城県石巻市にある島で、石巻港から約15kmほど離れた場所に位置します。
仙台市内から田代島行きの船は出ていない為、石巻市まで移動する必要があります。
船の発着所の近辺に駐車場があるので、マイカーでの移動も可能ですが、マイカーでなければ高速バスを利用して移動するのが便利です。
そして石巻駅から旧北上川沿いを2kmほど南下した場所に、田代島行きの船の発着所があります。 石巻駅からバスかタクシーで移動するのが手っ取り早いですが、バスは運行数が結構少なめですので、注意が必要。 荷物や体力的に余裕のある方は、徒歩で向かうのもいいかもしれない(?)。 (ちなみに私は徒歩で往復しました。片道20~25分は掛かります) さらに、田代島行きの船の運行数も少なく、現時点では1日に3本しかない模様。 運行時間に注意です。
ちなみに、先の震災の影響がまだ残る石巻市ではありますが、駅周辺には石ノ森章太郎作品の「サイボーグ009」や「仮面ライダー」のオブジェがあっちこっちに立っています(現在はもっと復旧が進んでいるかもしれません)。
時間と興味があれば、これらもあわせて楽しむのもいいかもしれません。
そして、綱地島ライン発着所から田代島への船旅が始まります。
切符は、船内で船員が切符を売りに回ってきますので、そこで降りる港名を伝えて購入します。
田代島には大泊と二斗田の2箇所の港がありますが、二斗田の方が猫が多いポイントに近いです。
※船のダイヤについてはコチラを参照ください⇒ ■『綱地島ラインホームページ』
石巻発着所から田代島までは、およそ50分ほど掛かります。
船酔いに弱い方は、酔い止め必須です。
到着まで客室でゆっくり過ごす事も出来ますが、晴れていれば、デッキから景色を見ながらの移動もおススメです。
田代島には、大泊⇒二斗田の順に入港します。 船員さんの手際の良さと、この余裕さがなかなか良い。
そしていよいよ二斗田に到着です。
到着後、猫たちが出迎えに来てくれる!…ような事は残念ながらありませんが、ちょっと歩くとあちこちですぐにその姿を目にする事が出来ます。
この田代島もまた震災の影響を受けて、復興作業が進んでいる状況です。
また、民家では当然ながら島の住民の方々が生活していらっしゃるので、猫を追いかけて勝手に敷地内に入ったりする事も遠慮するべきです。 あまりはしゃぎすぎず、最低限のマナーは心得ておきましょう。
観光客が猫に餌を与えるのも禁止されています。 ワラワラと寄ってくる所は見たいところではありますが、餌で釣るような事はやめましょう。
あと、予断ですが、犬の連れ込みも禁止されています。 ペットのワンちゃんと一緒に♪ 何て事は出来ません。
ただ、盲導犬については言及がされていない模様。
このようなちょっとした注意点さえ守れば、後は猫好きにはたまらないパラダイス(?)が広がっております。 思う存分に満喫していきましょう。
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