道東厚岸・夢風舎 ~北海道らしい風景と軽食を愉しめる喫茶室~
広大なる北海道の、雄大な牧草地を眺めながらお茶でもいかがでしょうか?
まるで大海原のうねりのごとく広がる牧草地帯。草を食べながらのびのびと育つ動物たち。木々の合間をぬって地平線が姿をのぞかせる。
そんな一つの“北海道らしい風景”を存分に味わえる、道東・厚岸町の片無去(かたむさり)地区。 大自然の中に現れる喫茶店は、夢景色のような、或いは何かの映画で観た様な気分に浸らせてくれます。
観光地でも秘境でもなく、人と自然の中間にあるような、静かに風景を愉しめる場所。
そんな場所を求めた結果この地に辿り着いたという、写真家の大八木氏が構えた家屋。
「フォト喫茶」と謳われている通り、氏自身の写真の展示や、道東で活躍する作家の企画展示も兼ねた、ある種のアートカフェとも言えます。
周囲の景観に溶け込むような外観。木の風合いを活かした内装。
そして、室内には大きな窓が広がり、非常に開放的であり、落ち着いた雰囲気となっています。
折角なので、私はワッフルセット・ベリーを注文。(だったか?)
「女子か?」などとセルフ突っ込みをしたくなるものですが、男だって甘いものは食べたくなるものです。
可愛らしい盛り付け……か?
今流行り(?)の“インスタ映えするスイーツ”狙いとしても良いかもしれません。
しかし、こんなにのんびり、ゆったりとした時間を、広大な自然を目の当たりにしながらただ座っている、というだけでも優雅なものです。
本好きにもたまらない至高のひと時をおくる事ができるでしょう。
この日はあいにくの空模様でもあったのですが、雨の日であっても、これはこれで良いものです。
非日常感を心行くまで楽しみましょう。
「観光地でも秘境でもなく、人と自然の中間にあるような場所」を探しただけあって、厚岸の町中から車で約25分、釧路市の街中から約50分程度と、非常に絶妙な位置にあるのもポイント。
遠すぎず近すぎず、ドライブの目的としても最適な場所です。
ただし、付近に公共交通機関が通っていないので、車で行くしか選択肢がないのが難点ではあります。
尤も、北海道の大部分がそのような場所が多いものではありますが。
営業期間:3月20日~12月2日 (2017年)
営業時間:10:00~17:00 (11月のみ16:00迄)
定休日:水曜日 (祝日、8月16日は営業)
※都合により変更になる場合あり
―営業案内―
・大八木茂(日本写真協会会員) 作品展示販売
・大きな窓のある喫茶室
・企画展示室
・オリジナル雑貨販売
・貸切パーティー・結婚式
・夢風舎と周辺を背景にしたロケーション撮影
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