青春18きっぷで行く下関・鹿児島への旅2 ~1日目・小牧から一気に下関へ~

青春18きっぷ」を利用して鹿児島を目指す旅1日目。
前回は青春18きっぷの大まかな概要についてまとめてみましたが、今回から実際に私が同切符を利用して実行した下関・鹿児島への旅の様子について順次まとめていこうと思います。
初日であるこの日は、私の現在の地元である小牧から移動を開始します。
そして一気に本州最西端の街、山口県の下関市まで駆け抜けていきます。
当然ながら全て普通列車(特急未使用)です。

 

下関までの旅路

青春18 小牧ー下関01
出発時間は05:30。小牧から犬山へ向かう始発列車です。
前日も遅くまで出張先で仕事をし真夜中に戻ってきていた為、起きれるか心配ではありましたが、どうにか4時半頃に起きて準備も万端にできてよかった、というところ。

小牧を出発し、犬山にて名鉄岐阜行きの電車に乗り換えます。

06:26名鉄岐阜に到着。
ここでJR岐阜発へ乗り換え、いよいよ青春18きっぷの出番となります。

JR岐阜までは若干離れている為、寄り道などせずにさっさとJR岐阜駅へと移動します。

青春18 小牧ー下関20
そして1回目の青春18きっぷを利用開始。
ここからが本番の長旅が始まります。

06:36JR岐阜発の電車に乗り込み、岐阜を出発。
延べ12時間の電車移動の始まり始まり。

 

青春18 小牧ー下関02
岐阜を出発して13分。早速1回目の乗り換えがやってきます。
しかもありがたい事に(皮肉)、次の電車はホームが変わるため、階段を上り下りしなくてはなりません。
早朝だというのに、かなり多くの人が利用していた為、この時間から席の争奪戦が繰り広げられます。(いわゆる大垣杯)

青春18 小牧ー下関03
しかし、米原でも乗り換えはしなければならず、大垣から米原まで35分ほどで着きますので、強いて席を確保する必要はないと思います。
というより、下手に電車の真ん中辺りで座ったりするよりも、むしろ立っていた方が次の米原での乗り換えに有利かもしれません。
次は米原から姫路まで2時間40分ほどの移動が待ち構えており、しかも京都か大阪までは非常に大勢の人が利用する為、是非とも初っ端から席を確保しておきたいところ。

 

07:27米原に到着。
ここで姫路行きの新快速電車に乗り換えます。
乗り換え時間はたったの2分。
しかし、到着したホームのすぐ向かい側で電車は待機している為、寝過ごしさえしなければまず間に合うかと思います。
ただし、ここもまた座席争奪戦が繰り広げられます。
急ぐあまりトラブルを引き起こすことがないよう注意しましょう。

“新快速”は京都、大阪、三宮(神戸)を通り、姫路方面までの途中の複数の駅を飛ばしながら駆け抜けていきます。
07:29米原を発車し、終点姫路までのおよそ2時間40分ほど揺られながら関西地区を一気に横切ります。
しかし、旅の道のりはまだまだ序盤です。

 

青春18 小牧ー下関04
10:08姫路に到着。
間髪入れずホーム向かい側に待機している相生(あいおい)行きの普通列車に乗り換えます。
この辺りから列車の両数の減少や時間帯的な影響から、席の確保が難しくなっていきます。
10:09姫路を出発。20分弱で相生に到着します。

 

青春18 小牧ー下関05
10:28相生に到着。
ここでも間髪入れずに10:30発の岡山行き普通列車に乗り換えます。
相生ではさらに乗り換えの普通列車の両数が減り、待機中の列車にはすでに大勢の乗客が乗り詰めていましたので、座るのは困難。
ここから次の乗り換え駅である岡山までの約1時間8分は立つ事前提で心構えておく方が良いでしょうか。
とはいえ、ずっと座りっぱなしっていうのも、お尻も痛くなってしまうでしょうし、たまには良い……のかもと割り切っておく。

 

青春18 小牧ー下関07
11:38岡山に到着。
次は福山行きの列車へ乗り換えますが、乗り換え時間は約9分。
十分……と思いきや、小癪にも到着ホームは5番ホームという駅の東側の端っこの方であり、次の福山行き列車は1番ホームの中央辺りと、乗り換え泣かせな状況となっております。
(要するにかなりの距離の歩きと階段の上り下りを強いられる)
と言いましても、ホームの移動には5分も掛からないとは思いますが、何せ連休中の青春18きっぷシーズンは利用客が非常に多いので、移動だけでも一苦労となります。

そして10:47岡山を出発し、福山までの1時間弱の移動をこなします。
12:45福山に到着。
ここでも次の乗り換えにはホームが変わるため、階段の上り下りをこなし、3両しかない糸崎行きの列車へ乗り込みます。
乗り換え時間は約6分。
しかし、次は30分弱ほどの移動でまた乗り換えが待ち構えているため、無理して席を確保する必要はないかと思います。
12:51福山を出発。

 

青春18 小牧ー下関08
13:19糸崎に到着。
到着ホームのすぐ向かい側に岩国行きの列車が待機していますので、ここでの乗り換えは楽です。
が、ここでも例外なく座席争奪戦が繰り広げられます。
ここまで来ると、もうある程度は慣れてしまってるかと思われますが。
岩国行きの列車は4分後の発車。若干の余裕はあります。
自販機で飲み物を買うくらいならいけるでしょうか。

そして13:23、岩国へ向けて出発します。
岩国までは2時間13分。先はまだまだ続きます。

 

ちなみに、お気づきかもしれませんが、途中で昼飯を食べたり買ったりする暇はないと言っても差し支えないレベルでの乗り換えをこなしながら先へと進めていってます。
出発前に予めパンやおにぎりなどを用意しておいた方が無難。
私は最後まで我慢してましたが。

 

青春18 小牧ー下関09
15:36岩国に到着。
いよいよ本日最後の乗り換え。ここで下関行きの電車へ乗り換えます。
乗り換え時間は2分と短いですが、ここもホームの向かい側に電車が待機していますので、楽ではあります。
座席争奪戦は、もはやご愛敬。
15:38、下関行きの電車は出発します。

青春18 小牧ー下関10
ちなみに、この岩国近辺の車窓からの瀬戸内海の景色は素晴らしいの一言に尽きます。
是非ともご覧になってみて下さい。

 

青春18 小牧ー下関11
そして18:41。
ついに1日目の旅の終着駅、下関へ到着。
小牧から13時間9分。総移動距離751km。
初っ端からかなりの移動をこなしたもんだ。

陽もだいぶ傾いています。

青春18 小牧ー下関12

青春18 小牧ー下関13

 

下関での夕食

この下関へ訪れるのは、今回が2回目。
こうして訪れるのもまた、新鮮な気持ちになれて良いものです。
ちなみに前回訪れた下関での様子はコチラを参照ください。
『下関にて1』
『下関にて2』

 

青春18 小牧ー下関14
到着後、まずは初日の宿泊ホテルに向かい、荷物を下ろす事にします。
この日は「東横INN下関海峡ゆめタワー前」にて宿泊。
東横INNは会員になると、1泊につき1ポイントが付与され、10ポイント貯まると1泊無料の特典宿泊券が貰えます
私はすでに計10泊以上宿泊していましたので、今回はその特典を利用。
これで1泊分の宿泊代が浮いた。

そして、唐戸桟橋の夕食をとりにカモンワーフへと向かうべく、ホテル付近のバス停から唐戸まで向かいます。

 

青春18 小牧ー下関15

青春18 小牧ー下関16

カモンワーフ、下関名物の「ふく料理」だけでなく、海鮮丼や瓦そばなど、さまざまな料理を味わえるお店がいろいろ揃っていますが、今回、なぜか釜飯に惹かれてしまって、「林家」というお店に入店。

閉店時間近くの19:30頃に訪れたからか、もう釜飯は終了してしまったと告げられる。
しかし、ふく料理はまだやっているとの事でしたので、それならばと「ふくづくし御膳」を注文。

青春18 小牧ー下関17

青春18 小牧ー下関18

「とらふく刺し」、「とらふくにぎり」、「ふぐ唐揚げ」、「ふぐちり」など、文字通り“ふくづくし”なあまりに贅沢な御膳です。
しかし、“ふく”って案外淡泊な味をしているような…。
確か¥3,800と結構な値段はしたと思いますが、一人で飲みに来たと思えば十分な値段……か??
というより、この御膳の組み合わせを見ただけでも、もう十分すぎるほどの極上なひと時を堪能できるはず。

ここで1日目は終了。
翌日は本州最西端の地「毘沙(びしゃ)の鼻」、関門トンネルを徒歩で門司港へと通り抜け、そして鹿児島へと向かいます。
我ながらよくここまで盛りだくさんに予定を詰め込んで実行に移せたもんだ。

 

————————————————–
1日目の旅費

小牧 ⇒名鉄⇒ 名鉄岐阜:¥600

JR岐阜 ⇒JR⇒ 下関:(通常¥10,150)※青春18きっぷ使用

豊前田 ~(バス)~ 唐戸:¥440(往復)

ホテル:東横INN下関海峡ゆめタワー前:(¥5,130 ※特典利用)

合計:¥1,040
—————————————————

青春18 小牧ー下関19

 


  リンク

『カモンワーフ』
『東横イン』

『北海釜めし 林家/ぐるなび』
『林家/カモンワーフ』

 

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