愛媛県・青島(猫島)への旅 ~移動の注意点と旅の行程~
青島(猫島)への旅
私が青島に訪れたのは、2017年5月8日(月)。
GW明けの平日を狙っていましたので、訪問客はそれほどいないと予想はしていたものの、やはりここはできるだけ先陣を切って、長浜港に着いておきたいもの。
そこで、前日の7日に伊予大洲駅まで移動し、近場の「ホテルオータ」にて1泊して、翌日の始発で伊予長浜へと向かう段取りを組む事に。
ホテルオータ。
極一般的なビジネスホテルといったところですが、内装はそこそこ綺麗です。
徒歩5分ほどの場所にコンビニ(セブンイレブン)もありますので、とりあえずは安心できるホテル、と言って良いでしょう。
そして8日当日。
この日は始発の06:05発の列車に乗って行く予定でしたので、その15分ほど前にはホテルを出発。
フロントは締まっていましたが、カギを置いて後にする事に。
伊予大洲駅。
前日も終電1本前の列車で降りた為、あまり駅をじっくりと見る事はできませんでしたが、なかなか風情があって良い感じです。
ちなみに、大洲市も愛媛県の観光名所の一つではありますが、今回は寝る為だけに来たようなものなので、ほぼスルー状態。
機会があれば、次はゆっくりと町中を散策してみたいものです。
これに乗り込んで、伊予長浜へと向かいます。移動時間は26分。 06:31、伊予長浜駅に到着。
ローカルな無人駅です。
伊予長浜駅から青島行きの定期船乗り場までは、徒歩で2~3分と、かなり近いです。
駅の目の前をまっすぐ進んでいけば、簡単に辿り着けます。
06:35頃、定期船乗り場へ到着。
ツタに張り巡らされた建物が目印となります。
まだ第1便の出港1時間半前でしたが、先客がすでに2人並んでいました。
近くに停車していた車にも2人座っていたので、この時点で計4人が待っていた事になります。
平日にしては多いのか少ないのかは良く分からないところですが、GW最中は、何と午前3~4時にはすでに並んでいたとの事ですから、それを考えると圧倒的に少ない方なのでしょうか。
ちなみに、先客の内、2人は何とスペインからわざわざ訪れたとの事でした。
しかも、パルマ(マヨルカ島)だったか?スペインの離島出身だったそうな。
青島の猫パワー、本当に世界規模なんだな……。
そして出港40分ほど前という、結構早い段階で船へと乗り込みます。
運賃は、往復で一人¥1,360 (6歳以上12歳未満は¥680)。現金のみの支払いとなります。
この日の1便目の乗船人数は、私を含めて15人未満といったところ。
何だ、別に1時間も並んでまで待つ必要はなかったな。……というのは結果論の可能性が高いですが。
08:00、いよいよ青島へ向けて船は出港します。
この日は黄砂の影響もあって、視界はいまいちすっきりとしませんでしたが、晴れ渡った絶好の行楽日和といったところ。
これから帰りの便の16:15までの7時間40分。
時間は余り過ぎるほどたっぷりとあります。
ゆっくりと島内を散策するも良し、ただひたすら猫たちと戯れるも良し。
しかし、自由時間が多すぎってのもちょっと考え物だな、などとここに来て思う事に。
ちなみに、前回もお伝えしていますが、この青島には、唯一の休憩所もできましたので、あまりに暇であれば、そこで休んでおくのも良いでしょう。
そして16:15、長すぎるようであっという間の時間でもあった青島を後にします。
さっきまで晴れていたのに、今になって雲が広がってきていました。
しかし、帰り際になっての曇りで良かった。
16:50、長浜港へ帰着。
これで青島への旅の行程は、完了となります。
ある意味苦行とも言えそうな時間であっても、名残惜しい気持ちにさせ、また来てみたいと思わせてくれるのは、それこそやはり猫たちのパワーなのだろうか?
そんな不思議な魅力が溢れる青島。アクセスも決して楽ではないこの島だからこその、辿り着いた時に味わう達成感、かわいらしい猫たちに囲まれる至福のひと時は、まさにここでしか味わう事のできない唯一無二の醍醐味。
世界中から注目が集まるのも納得のこの島。是非とも皆さんにも味わってもらいたいものです。
リンク
■『定期旅客船「あおしま」時刻表及びアクセス』
■『お願い事項』 ※PDFファイル
■『青島・島民15人猫100匹以上の島』 Facebook
■『民宿漁亭』サイト
■『ビジネスホテルやかた』サイト
■『ホテルオータ』サイト
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