列車とバスで行く北海道道央西部周遊の旅 ~4.神威岬・余市・小樽・札幌を巡る旅(2日目)~

 

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北海道道央西部周遊の旅、第4弾

今回は2日目の行程。長万部(おしゃまんべ)を始発に出発し、余市駅まで向かった後、バスで神威岬(かむいみさき)に行く、というのがメイン。
旅の充実感、真昼間から酔っぱらい、野郎一人に似つかわしくない小樽をふらつき、と色々楽しめた(?)2日目の内容を順を追ってまとめていきます。

 

 

 

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1.余市駅を目指す ~代行バスを乗り継いでの移動をこなす~

 

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長万部(おしゃまんべ)温泉ホテル』での1泊が明けます。
始発で長万部駅を出発したい。
という事で、この日の起床時間は05:00。

起きるなり、身支度を始めます。
昨晩は、7月だというのに寒さでガタガタ震えた事もあって、体調が心配になったものでしたが、特に問題はなさそうだ。

さすがにこの時間は宿の受付は空いてなかったので、鍵を窓口に置いて出ます。

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長万部。
もう少し時間があったら、ゆっくり散策してみたかったな。

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駅に到着。
ここで函館本線を北上していく事になりますが、ちょっとした問題があった事を思い出します。

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7月上旬、中国地方で猛威をふるった集中豪雨被害でしたが、北海道でも豪雨の影響が出ていた模様。
函館本線の長万部より北の方は、土砂が流入したとの事で、終日運休となっていました。

しかし、代行バスが出ているとの事でしたので、これを利用しての移動となります。

終日運休・他に移動手段なし、という最悪の状況になってなくて、本当にホッとしたものです。

案内板に「バス代行」、乗り場が「駅前」と表示されていました。
特殊なケースを見られたもんだ。

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代行バスは、通常のJR乗車券があれば、問題なく乗車する事が出来ます。
今回のような一筆書き乗車券であろうが、往復割引乗車券であろうが、当然利用可能
バス運転手に乗車券を提示し、バスに乗り込みます。

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しかし、代行バスで移動するのは今回が初めての事でしたので、これはこれで良い体験をさせてもらいました。

貴重な体験を楽しみつつ、代行バスは北上を開始します。

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代行バスは、路線バスのような車両設備でない為、停車ボタンがありません。
よって、係員さんが次の駅で下車する客がいないかを口頭で確認し、また、次の駅で利用客がいないと分かったら、そこをスルーしてまた次の駅へと走っていきます。
(どういう連絡の取り方をしているんだろう?)

この代行バスは倶知安駅(くっちゃんえき)止まり。
私が行きたい余市駅は、まだまだ北の方にありますので、倶知安駅でさらに次の代行バスに乗り換える事になります。

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移動中、久しぶりに青空がのぞかせていました。
良いぞ、このまま晴れてくれれば。

 

 

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長万部を出発してから2時間が経過しようとしている08:00頃、代行バスの終点である倶知安駅に到着。
ここで小樽行の代行バスが待機していましたので、さらにこれで移動を続けます。

代行バス同士の乗り換えなんて滅多にないんじゃないか?
本当に貴重な体験だ。

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しかし、“くっちゃん”駅って、妙にかわいらしい読み方だな。
沖縄にもありそうな。具志頭(ぐしちゃん)とかってあるし。

そんなどうでもいい事を思いながらも、代行バスでどんどん北上を続けます。

 

 

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そして08:57頃。
無事、余市駅に到着します。

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もし列車が通常通り運行していた場合、余市駅に到着する時刻は、08:53の予定でした。
凄いぞ!
バスと言えども、たった4分の遅れしか発生していない。

少々心配していた、09:34余市駅前発の神威岬行きバスに、十分余裕を持った乗り換えが出来ました。
しかも、晴れ間がだいぶ広がってきました。

これで問題なく、計画通りに進める事が出来る。
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2.神威岬へ ~旅の充実感を存分に味わう~

 

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路線バスの時間まで30分程度の待ち時間があったので、軽く駅前を散策してみます。

余市町は、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』で広く知られるようになった、「ニッカウヰスキー」の余市蒸留所がある場所。

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駅から徒歩5分ほどの場所に、その工場があります。
後で時間が余ったら、ここにも行ってみようと考える。

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駅の隣の方では、何やらイベントがあるのか、非常に賑わいを見せていました。
北海ソーラン祭り」というのぼりが立っていました。
恒例行事なのだろうか。

少し見ていきたい気分でもありましたが、バスの時間が近づいてきていたので、見送る事に。

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神威岬行きのバスは、駅前の2番乗り場から発車します。

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片道およそ1時間40分ほどの路線バスの旅が始まります。

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バスは海沿いの道を進んでいきます。
その道中、『ろうそく岩』を目にする事も出来ます。

面白い自然の造形美を目の当たりにするでしょう。
本当に狙って造ったとしか思えないようなろうそくっぷり。

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11:18頃、いよいよ2日目のメインの目的地、『神威岬』に到着します。

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この日は休日という事もあって、多くの観光客で賑わっていました。

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駐車場脇の広場から伸びる遊歩道の坂を上って行けば、岬先端部への入り口の門が見えてきます。

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女人禁制の地”とありますが、女性の方でも特に問題なく通行出来ます。
かつては女性の出入りが禁じられていたとの事ですが、それも昔の話。

老若男女、誰もが神威岬の雄大な景色を存分に味わる事が出来ます。

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ここから眺める景色も十分素晴らしいもの。

早朝はどんよりとした曇り空でしたが、ここに来て晴れてくれて本当に運が良かった。
心からそう思ったものです。

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険しい絶壁と美しい海。
日本海に向けて伸びる緑の岬。

どこを見てもただ見惚れてしまうばかり。

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しかし、この日は「歩道点検調査のため」という理由で、灯台への遊歩道が途中から立入禁止となっていました。

この旅の唯一の心残りが出来てしまったな…。
でもいつか絶対にもう一度行くからな。

そう決心しつつ、遊歩道を引き返します。

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とは言え、駐車場のすぐ北側にある展望台から眺める景色も、これはこれで十分過ぎるほどの絶景。
灯台へ行けなかったのは確かに残念でしたが、この光景が見れただけでも悔いはありません。

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列車が運転見合せになったり、天候も優れなかったり、「もしかしたら今回は無理かも」という不安の中から始まった神威岬への旅。
しかし、蓋を開けてみれば大成功な結果になりました。
「最後まで希望を捨ててはいけない」そんな事を思い知る旅となりました。←大袈裟な

十分満足です。

そんな充実感を味わいながら、12:14発の余市駅へと向かうバスで神威岬を後にします。
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3.ニッカウヰスキー余市蒸留所にて ~真昼間から酔っぱらう

 

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余市駅前に戻ってきたのが、13:51頃。
せっかくの余市なので、『ニッカウヰスキー余市蒸留所』を見学します。


マッサン』はほとんど見る事が出来ませんでしたが、ウィスキー自体は割と好きなお酒なので、こういった工場見学はけっこう乗り気でした。

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実はこのニッカウヰスキー余市蒸留所に訪れるのは2回目。
前回は約2年前に仕事仲間数人と来たばかりといった感じでしたが、今回もそれなりに楽しめたものです。

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何より、まるで外国に来たかのような解放感抜群の工場敷地、洒落た佇まいの建屋、優れたオブジェとしても十分成り立つウィスキー樽の数々。

工場内を散策するだけでも十分に楽しめるというものです。

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駐車場のすぐ前にある「ニッカ会館」では、ウィスキーの試飲も出来ます。

試飲できるお酒は、『シングルモルト余市』『スーパーニッカ』『アップルワイン』の3種。

アップルワインが思ったより美味かったな。

もちろん、ソフトドリンクもありますので、お酒が駄目な方でも付き添いで訪れるのも良いでしょう。

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そして「ウィスキー博物館」では、有料のウィスキーを楽しめます。

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中でも樽から直に瓶詰めしたという「シングルカスク 10年」は素晴らしい。
15ccで¥1,000 (!)という高価なお酒。

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アルコール度数57%とこれまた凄いですが、思ったより飲みやすく、非常に華やかな味わい。
非売品なのでここでしか飲めないレアなお酒です。

もし売ってたとしたら、一本いくらするんだろう…。

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……ここでちょっと体がフラッと来ていました。
そういえば私自身、あまり酒は強い方ではなかった。

まだ昼食もとってなかったというのに、57度の酒を飲んだのはまずかったか??

とりあえず、ニッカ会館のすぐ脇にあるレストランで昼食をとる事にします。
ラストオーダー直前、間に合って良かった。

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メニューには釧路の名物B級グルメである『スパカツ』があったので、これを注文する事にします。

なかなかの美味さだった。

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真昼間から酔っぱらう事となりましたが、ニッカウヰスキー余市蒸留所を十分楽しんだところで、余市駅へと向かいます。

次は小樽へ寄り道しながら、2日目の最終目的地である札幌へと向かいます。
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4.小樽への寄り道 ~野郎一人で散策する場所じゃないと思い知る~

 

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余市駅から札幌方面へは列車が運行していましたので、余市駅16:45発の列車で小樽へ向かいます。

小樽に降り立ったのが、17:11。

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北海道の言わずと知れた定番の小樽。
ここも2年ほど前に訪れていますが、一人で散策するのは今回が初めて。

相変わらず洒落た雰囲気が漂う街です。

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ただ、自ら小樽の街を歩いていて、ふとこう思いました。

野郎一人でうろつくような場所じゃないな…

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大体が修学旅行で来たり、デートで来たりするような場所なんだよな、ここ。

降り立ったは良いものの、さして目当ての場所があるわけでもなかったので、サクッと歩き回って後にする事に。

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ただ、夕暮れ時にここに来れたのは、それはそれで良かった。

運河と夕日が思ったよりマッチした光景だったのです。

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そして、19:00小樽発の列車で2日目の最終目的地、札幌へと向かいます。
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5.札幌にて ~ラーメン屋を探し彷徨う~

 

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19:32、札幌に到着します。

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思えば、北海道自体には何度も訪れているものの、札幌に降り立った回数は割と少な目。
大体マニアックな場所ばかりに行ってたからな~。

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そんな事もあってか、札幌市内を散策するのは思った以上に楽しかったものでした。

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すすきのの賑やかさを見ると、急に「ああ、これが札幌だ」という実感がわいてくる。
ちなみにこの時、「がっかりスポット」として有名な時計台は改修工事中でした。
そこに「がっかり」だ

 

そして、札幌もまたラーメン所。
この日の晩飯はラーメンだなと決めていたので、美味そうなラーメン屋を探しながら、どんどん市内を歩き回ります。

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そして決めたのが、少し中心部から外れた場所にある『らーめん てつや』。

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濃すぎずしっかり味噌の効いたスープにやや固めのちぢれ麺がしっかり合います。
これは美味いですよ。
札幌駅前から40分歩いた価値はあった。

7月とはいえ、かなり涼しかったのが救いでした。
前日はガタガタ震えるレベルでしたが、2日目の札幌はそこまでの肌寒さではなかった。
(それでも思った以上の涼しさでしたが)

 

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この日は『東横INN 札幌駅北口』にて宿泊。
初日の『長万部温泉ホテル』とはエライ違いだ。

東横INNはいつも出張で利用するホテルなので、安心感を覚える反面、面白みに欠ける。
とはいえ、ポイント利用で宿泊費をまるまる抑える事が出来るのが強み。

今回もポイントを利用し、2日目の宿泊費を¥0にする事が出来ました。

こうして長万部から神威岬へ向かい、余市、小樽、札幌を巡る2日目の旅が終了となります。
思った以上に楽しめた2日目だったな。

 

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そういえば、札幌駅構内のキオスクで売っていたプリン本舗の『侍のプリン』がなかなかの美味しさでした。
スッキリした甘さ、ほろ苦さを感じさせるカラメル。

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男がウマイ!と感じ、納得できるプリン」と謳っているだけの事はあります。

とはいえ、私は男でありながら甘いもの好きなので、もっと甘いプリンでも良かったな~などと思ってますが。

それはさておいて、次回はいよいよ3日目・最終日の旅の行程です。
『地球岬』と並ぶ今回の旅の目的『新十津川駅』を目指します。

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リンク

『どっこい積丹/神威岬・神威岩』

『北海道中央バス株式会社 余市路線』
『北海道中央バス株式会社』

『ニッカウヰスキー』
『ニッカウヰスキー余市蒸留所』

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