福岡県2つの猫島・『藍島』『馬島』への旅

 

前回、前々回と、福岡県北九州市の沖に浮かぶ、『藍島(あいのしま)』と馬島(うましま)』について詳細をまとめてきましたが、今回は、その2つの猫島へのアクセス方法についての詳細をまとめてみようと思います。





藍島・馬島行き船乗り場へのアクセス方法と乗船方法

 


藍島・馬島へは、JR小倉駅の北東部にある「北九州市渡船航路」から、船に乗って移動する事ができます。
間違えて、北側の「松山・小倉フェリー株式会社」の方に行かないよう、注意しましょう。

小倉港から馬島を経由し、藍島へと移動する航路をとりますので、時間を見計らって、2島同日に訪問する事も、十分に可能です。

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JR小倉駅から、徒歩で7~8分程度。
小倉駅北口の歩道橋を北側へ進み、大通り(国道199号線)に出たら、そこを東側に進んでいくのが、分かり易い進み方です。

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『藍島・馬島行き』の案内板がありますので、ここの待合所で乗船券を購入します。

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土・日・祝日など、多くの乗船人数が見込まれる場合は、整理券を窓口か、係員から受け取る必要があります。
船舶「こくら丸」の乗船定員は165人と、意外と大人数の収容が可能となっていますが、休日や長期休暇シーズンに藍島へ行きたい場合、なるべく早めに待合所に到着しておき、整理券を受け取っておきましょう。

乗船券の販売開始時間も決まっていますので、それまでは整理券をなくさないように待機しておきます。
この整理券を受け取らないと、乗船券の購入ができませんので、注意

運賃は、小倉港~藍島間¥400、小倉港~馬島間¥280、馬島~藍島間¥120となっています。(何れも片道運賃)
割とリーズナブルです。

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ちなみにこの整理券、どうやら券の購入や乗船の順番を決める為のものではなく、あくまで乗船人数を管理する為のものである模様
ですので、けっこう後の方の番号の整理券を受け取ったとしても、券購入後、すぐに船乗り場前に並ぶようにすれば、意外と早く乗船する事も可能となります。

船内は、自由席。
デッキや船内など、目当ての席があるようでしたら、早めに並んで待機しておきましょう。

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私が訪れたこの日は日曜日。
船の時刻、平日や土曜日とは1時間ほど違う場合もありますので、十分注意しましょう。
ちなみに、この日の小倉港発の時刻は、09:00。
それまでには乗船券を購入して待機しておくように。

 

船時刻表

曜日やシーズンによって変化しますので、こちらを参照ください
『北九州市小倉航路/時刻表』

 

運賃

小倉港~藍島:¥400
小倉港~馬島:¥280
馬島~藍島:¥120

何れも片道運賃

 

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そして、いよいよ藍島・馬島に向けて船が出発します。

 

藍島・馬島への船の旅

藍島へ向けて

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小倉港を出発してから約20分後、馬島へと到着します。
この馬島にも、多くの釣り人たちが下船していきます。
どうやらこの周辺は、絶好の釣りスポットでもあるようです。
藍島はこの次ですので、そのまま船に乗って待機しておきます。

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馬島を後にする事約12分。いよいよ藍島へと到着します。

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船を降りると、早速数匹の猫たちが迎えてくれます。

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町中のアチコチに猫が数匹ほど固まっています。
タイミングによるものかもしれませんが、あまりワラワラと群がってくる事はありませんでした。
しかし、トータルの数で言うと、この藍島もまた、かなりの数が生息している猫島の一つと言えるでしょう。

藍島での詳細はこちらの記事をご覧ください。
『福岡県・藍島(あいのしま) ~福岡の猫島で猫と自然に癒される~』

 

そして馬島へ

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藍島の猫たちと島内の散策を一通り楽しんだ後、次の目的地『馬島』に向かうべく、船を待ちます。
この日の午後の、藍島発、馬島・小倉港行きの時刻は、14:30と16:30の2便。
16:30は、小倉港行き最終ですので、14:30の船に乗り込みます。

ちなみに、馬島内には、自動販売機も売店もありません
船に乗る前に、飲み物くらいは購入しておいた方が無難です。

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単純に小倉港~藍島、或いは小倉港~馬島を往復するようであれば、小倉港にて往復の乗船券を購入する事になりますが、藍島と馬島の2島とも訪れたい場合、小倉港では片道の乗船券を購入し、後は、船内の券売機にて乗船券を購入します。

馬島~藍島間の運賃は¥120

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船が出港。藍島を後にします。
藍島から12分ほどで馬島に到着します。

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それまでは北九州市の工業地帯と海原の景色を右手側に見ながら、船旅を楽しみます。

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そして馬島へ到着。
この時に下船したのは、意外にも私一人のみ。

釣り目的の人たちは午前の内に島へ訪れます。猫目的で来島する人は、まだ少ないのでしょうか。

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藍島の賑やかさとは打って変わって、いきなり私単独での行動になりましたので、若干の寂しさを感じつつも、集落へと歩いていきます。

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藍島ほどの数は生息していないようですが、ある民家の前の影で、集団で眠りこけている猫たちの姿には、藍島以上のインパクトを受けたものです。
他に誰もいない状態でしたので、私の独占状態。
私一人のみの訪問であったのが、思わぬ幸運となったようです。

馬島での詳細はこちらをご覧ください。
『馬島 ~福岡県・藍島に近いもう一つの穴場的な猫島~』

 

猫島からの帰り

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藍島、馬島と、2島で猫たちと島の景色を楽しみ、名残惜しくも帰る時間が近づいてきます。
この日の馬島から小倉行きの最終便は16:43。

桟橋にて船を待ちます。

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馬島から小倉港へ帰る時も、船内の券売機にて乗船券を購入します。
馬島から小倉港までの運賃は¥280

馬島に寄ったとしても、トータルの運賃は¥800。単純に小倉港~藍島間を往復した場合と、運賃は変わりません。
本当に良心的な値段設定だと思います。

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そして馬島を後にします。

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しかし、この船旅もまた面白い。
工場と山々、島と海。なかなかに粋な光景が広がります。

 

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そして17:05。小倉港へ帰着。
これにて「藍島」と「馬島」、北九州市の2つの猫島への旅は終了。

単純な船旅と島の散策だけでも割と楽しめますので、猫も釣りもあまり興味はないという場合でも、それなりに楽しめるかもしれません。

北九州市、小倉に寄る機会がある場合、是非ともこの2つの猫島への訪問を検討してみてはいかがでしょうか。

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   リンク

『北九州市/小倉航路』
『藍島(藍ノ島)・九州福岡島めぐり』
『福岡県観光情報/藍島』

 

 

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