下北半島路線バスの旅 ~下北をバスのみで周遊する~

下北半島路線バスの旅 ~下北をバスのみで周遊する~

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※2017年4月30日 リンク切れを修正

 

下北半島
青森県の北東部から斧のように伸びた半島であり、本州最北端の駅や岬、仏ヶ浦(ほとけがうら)、恐山(おそれざん)や横浜町の菜の花など、実に多くの見所が集中する場所でもあります。

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下北半島の中心街とも言うべき「むつ市」へは、青森駅から“青い森鉄道”に乗車し、「野辺地(のへじ)駅」にて“大湊(おおみなと)線”に乗り換えて、「下北駅」へと向かいます。
(大湊へ直行する列車(5月~10月運行の「リゾートあすなろ下北号」など)もあるようですが、運行本数はあまりにも少ないです)
または、青森駅前から「むつバスターミナル」行きの直行バスに乗って移動する手段もありますが、こちらは運行本数が1日2本しかなく、しかも午後にしか出発しませんので注意が必要です。
下北半島の鉄道は大湊(おおみなと)駅まで伸びていますが、それは半島の一部のみに過ぎず、肝心の見所の大半は鉄道から大きく離れた場所にあります。
しかも下北半島は思った以上に広い半島ですので、下北駅周辺にてレンタカーやタクシーを利用するのが手っ取り早いように思えるかもしれません。
しかし、この下北半島は路線バスの路線数が意外と充実しているため、これを利用すれば下北半島の見所の大部分はアクセスが可能となります。
今回は、一部ではありますがそのバスに実際に私が利用し、下北半島の各地を回った内容について簡単にまとめてみたいと思います。

とはいえ、1日や2日で全てを回るのはさすがに無理がありますので、それぞれの内容は日にちが違っています。ご了承ください。

 

『下北交通』
下北バス/路線バス時刻表
下北バス/路線バス運賃表


 

①恐山(おそれざん)線

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下北半島の観光名所の一つとして「恐山」が挙げられると思いますが、こちらにもバスで移動することが可能です。
本州最北端の駅でもある「下北駅」より恐山行きのバスは運行しています。
しかし運行本数は少ないので注意が必要です!

『恐山線/時刻表』 PDFファイル

途中「むつバスターミナル」を経由するので、ここからバスに乗車することも可能。

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ちなみに、恐山へ向かう山道の途中に、飲めば若返る名水と言い伝えられる湧き水、恐山の冷水(ひやみず)がありますが、何とこのバス、この恐山の冷水の前で数分間停車し、乗客に立ち寄らせる時間を作ってくれます。
恐山霊場まではまだ結構な距離がある為、これは非常に嬉しいサービスと言えるでしょう。

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そして恐山霊場内を一通り堪能し、再び恐山線バスに乗り込み、むつ市内へと戻っていきます。

ただし、この恐山線は5月~10月までの期間のみ運行となっており、冬季は運休となります

 

↓詳細な内容はコチラ↓
『恐山 ~あの世とこの世を繋ぐ日本三大霊山~』

 

 

②尻屋(しりや)線

下北半島の北東部に突き出た岬、尻屋崎(しりやざき)。
ここへもバスでのアクセスが可能です。

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「むつバスターミナル」より発車し、バスに揺られる事50分強、尻屋崎の灯台前に到着。

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放牧されている寒立馬(かんだちめ)たちと一緒に尻屋崎の風景をじっくりと楽しみます。

しかし、尻屋崎の灯台前まで運行するバスは1日往復3便しかなく、また、帰りのバスの最終も13:20と早めになっています
ここを訪れる時間帯によってはバス発車まで20分ほどしか時間がない状況となってしまい、かといって最終の13:20を逃してしまうと、そこから帰れなくなってしまう事態に陥ってしまいます
バスの時間には十分に注意しましょう。

『尻屋線/時刻表』 PDFファイル

 

↓詳細な内容はコチラ↓
『尻屋崎 ~本州最涯の地と寒立馬の光景に癒される~』

 

③佐井線

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本州最北端の大間崎(おおまざき)、仏ヶ浦(ほとけがうら)行きの観光船乗り場(佐井村アルサス)へは、この佐井線バスを利用します。
「下北駅」か、「むつバスターミナル」より乗車可能です。(下北駅から発車しない便もありますので注意!)
大間崎へは、下北駅より片道約90分、佐井(仏ヶ浦行き観光船乗り場)へは片道約134分と、結構長旅となります。
何れの便も大間崎を経由して佐井へと向かいますので、大間崎と仏ヶ浦に行ってみたいのであれば、このバスで同日中に訪れるのが良いでしょう。

 

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私の場合、09:20「むつバスターミナル」発のバスに乗り、「大間崎」にて下車。

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本州最北端の岬からの景色を見て、大間町を散策し、13:08「大間」より再度佐井線バスに乗車。

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次に「佐井」にて下車し、14:00発の仏ヶ浦行き往復の観光船に乗って仏ヶ浦を鑑賞。

 

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そして「佐井」より15:43発の下北駅行きのバスに乗車して「むつバスターミナル」へと戻る段取りでいきました。
バスの往復だけでも4時間超え。まるっと日中を費やせます。
恐らく、下北半島内だけで言うなら最も長距離を走る路線のバスかもしれません。

『佐井線/時刻表』 PDFファイル

 

 

④佐井線/むつ線(大畑行き)

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かつては本州最北端の駅でしたが、現在は廃線、廃駅となってしまった大畑線の大畑駅。
現在、駅舎は大畑出張所となっており、下北交通のバス案内所として使用されています。

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駅舎周辺はかつての本州最北端の駅であったことの面影がいくつか残されています。
廃線マニアには(多分)たまらないような場所でもあるかもしれません。
しかし、どことなく能登半島を想起させるような場所です。

現在、こちらは「大畑駅」という駅名がそのままのバス停留所となっており、佐井線バスの途中経由の停留所、そしてむつ線大畑行きの終点でもあります。

 

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ちなみにこの大畑では、ご当地名物「いかすみラーメン」を食べることができます。
これはおススメできます。
時間と興味がある方は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

『むつ線/時刻表』 PDFファイル

 

 

⑤青森線/野辺地(のへじ)線

こちらは「むつバスターミナル」~「野辺地駅」、または「青森駅」を走るバス。
大湊線や青い森鉄道などもあって、普通の観光では使用する機会はなさそうな路線ではありますが、菜の花の時期にレンタカーやタクシーを使わずに横浜町の菜の花畑へアクセスしたい場合に効果的です。
大湊線の一応の最寄り駅は「有畑駅」となっていますが、ただでさえ運行本数の少ない大湊線。各駅停車の普通列車ともなると、なおさらです。
そこで、この青森線か野辺地線バスを利用します。
※ただし、この路線のバスの運行本数もやはり少ないですので、乗り遅れたりしないように十分注意が必要です!


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毎年開催される「菜の花フェスティバル」会場に行きたい場合、「大豆田」停留所にて下車し、後は南東方面に20分程度歩けば会場へ到着します。

こちらの詳細については、また後日まとめようと思います。
お楽しみに。
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『青森線/時刻表』 PDFファイル

『野辺地線/時刻表』 PDFファイル

とりあえず、現時点で私が実際に乗車し、移動した路線バスの情報についてザックリとまとめてみました。
路線バスの旅というものは、事前にある程度時刻表やバス運行路線と地図を照らし合わせて確認など、結構下調べが面倒臭いものがあり、敬遠しがちになると思われます。
しかし、レンタカーなどの車での移動では味わえないゆったりとした旅路を楽しむことができ、旅をしているという気分が高まってくるものです。
時間制限との格闘もまた旅の醍醐味の一つとも言えるかもしれません。

「恐山」や「大間崎」等の詳細については、次回より順次まとめていこうと思います。
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リンク

『下北交通』
下北バス/路線バス時刻表
下北バス/路線バス運賃表

 

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