日本最北端の駅『稚内駅』 ~遥かな旅の終着・始発駅を楽しむ~

 

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日本最北端の駅『稚内(わっかない)駅』。
北海道稚内市にある、文字通りの日本最北端の駅であり、かつ日本最北の終着・始発駅となっています。

ちなみに、「稚内」という名称は、アイヌ語の『ヤム・ワッカ・ナイ (冷たい水の出る沢)』という言葉に由来します。

 

 

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この最北の駅から、九州は鹿児島県の本土最南端の終着駅である枕崎(まくらざき)駅までの、およそ3,100kmを繋いでいると思うと、非常に感慨深いものがあると思います。
そもそも、「小さい、狭い」と言われている日本なのに、線路の端から端までだけでも3,000kmを超えているじゃないか!と驚かれる事でしょう。

この北海道北端部から、はるか九州の南西部まで続いていく旅路。

枕崎には、素朴でありながら南の地らしい独特の光景がありましたが、この稚内もまた北の大地の北限らしい雰囲気が立ち込めています。

枕崎駅についての詳細は、こちらを参照ください。

『枕崎にて① ~本土最南端の始発・終着駅 枕崎駅~』
『枕崎にて② ~『かつおラーメン』、港町を軽く散策する~』

 

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今や青函トンネルが新幹線でしか通過できなくなったり、第三セクター化された路線が増えたりと、青春18きっぷのみでの移動はできない状況となってしまいましたが、それでも一度は稚内駅~枕崎駅の通しでの移動に挑戦してみたいという方は大勢いらっしゃる事だと思われます。

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稚内駅は、まさに旅好きにとっては憧れの駅の一つ。

 

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“最果ての駅”というのは、ただそれだけで魅力が溢れているもの。

ホームに降り立った瞬間から、旅路の果てを実感する事になります。

 

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或いは、ここからが遥かなる旅路の始まり。

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南へ、南へと突き進んでいく第一歩の駅。

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遥か終着の駅は、遥かなる旅の始発駅。
両極の思いが交わる最北の駅。

 

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駅の窓口(兼改札口)では、日本最北端の駅来駅証明書を購入する事ができます。

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証明書は普通入場券2枚セットとなっており、340円で販売されています。
(なぜ2枚?ご当地入場券+通常入場券という事か?)

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証明書の内側上部には、2枚の入場券を貼り付けるスペースがあります(ご丁寧に両面テープも貼られている)。
とはいえ、「せっかくの記念品なのに貼り付けちゃうのはもったいない」と思う方ばかりのような気がする。
(私もその一人)

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入場券を兼ねていますので、これを購入さえすれば、車で訪れていたとしても当然ホーム内に入る事ができます。
単式1線のみのホームとなっていますが、日本最北端の駅という事を実感させられます。
存分にその雰囲気を味わってみましょう。

 

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ちなみに、現在の稚内駅は2011年4月に新しく建てられており、複合施設である『キタカラ』が駅舎となっています。

『キタカラ』はJR稚内駅を始め、「道の駅 わっかない」、「宗谷バスターミナル」、「稚内観光施設」といった交通の要所となっている他、お土産や地域特産品の買い物が楽しめるショップの数々やレストラン、北海道でお馴染みのコンビニ「セイコーマート」がある他、映画館「T・ジョイ稚内」といった娯楽施設まで揃った複合施設。

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特に、長い待ち時間が発生しがちなこの稚内駅において、映画館の存在というのは大きいもの。
日本最北端の映画館で映画を楽しむというのも、乙なもの。
(見たいものを見ようとすると、駅発車時間に間に合わなくなる、といった事はありがちですが)

特に札幌行きなどの深夜高速バスを利用したい場合など、駅発車時間が夜遅くなる時に効果的と言えるでしょうか。
如何せん、夜の稚内となると、出来る事が限られてきますから。

 

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『キタカラ』が現在の駅舎となってからの稚内駅は、かつて(2011年4月以前)の位置より100mほど南側に移されています。

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駅舎の北側の方には、旧稚内駅にて使用されていた車止めとレールが設置されています。
日本最北端の線路として象徴的であったものを、北海道旅客鉄道株式会社(JR北海道)より寄贈を受け『日本最北端の線路』というモニュメントとして、2012年に元あった位置に復元したもの。

当然ながら、現在の新駅にも車止めは新たに設置されていますので、万一にも列車が駅舎を突き破ってここまで来てしまう恐れはありませんので、ご安心を。
(そんな心配する人なんかいないって)

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また、このモニュメントの車止めのさらに先の方には、かつて北防波堤ドームの横にあった稚内桟橋駅まで線路が延びていた事を表す線が引かれています。
稚内桟橋駅は、1938年~1945年(昭和13年~昭和20年)までの短命な駅であった模様。

 

 

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この線の向かう先の方にはもちろん、『北防波堤ドーム』という、稚内のシンボルとも言うべき建造物があります。

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高さ13.6m、総延長427mと、思った以上にその規模は大きめ。
アーチと柱の回廊が特徴的で、まるで西洋の映画に出てきそうな美しさを誇ります。

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ただ、“防波堤”という名称でありながら、この建造物自体が大きなコンクリートの波であるような……。
そんなコンクリートの波にのまれてしまいそうになるような、稚内のシンボルに圧倒されてみるのも面白い。

 

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そして、稚内駅前からは中心街のすぐ北側に位置する『ノシャップ岬』、そして本土最北端の地である『宗谷岬』へと向かう路線バスも走っており、まさに観光の拠点にうってつけの場所となっています。

最北の駅、そして最北の地を余す事なく楽しんで見ましょう。

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リンク

『キタカラ KITA color』
『北防波堤ドーム/稚内観光情報 最北のまち稚内』

 

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