下関にて2 ~赤間神宮、ふぐ、海峡ゆめタワー~
巌流島から戻ってきた後は、下関市内のちょっとした散策をしてみる事に。
・山口県屈指のパワースポット 赤間神宮
まず訪れたのは、赤間神宮。
壇ノ浦の戦いにてわずか8歳で崩御した安徳天皇を祀る神社であり、また、平家一門を祀る塚もある事で知られる、山口県屈指のパワースポット。
唐戸桟橋から15分~20分ほど国道9号線を北上した場所にあります。
鮮やかな色彩と白の曲線が特徴的な水天門は、まさに昔話の世界に出てきそうな佇まいです。
今に煌びやかな羽衣を纏った天女でも舞い降りてくるような…という表現は大袈裟か。
しかし、どこか中華チックな雰囲気もあり、不思議な感覚になります。
平日の夕方だったからなのか、人がほとんどいない静かな空間が広がっていて、神聖な空気がより一層強調されているかのようでした。
日もだいぶ傾いた、薄暗さとオレンジの光が映し出すこの光景もまた何ともいい難い気持ちにさせてくれます。
そしてこの赤間神宮は、あの有名な『耳なし芳一』の舞台でもあり、芳一の木像が安置されています。
本堂の左の方に祀られていますので、気になる方はお見逃しなく。
・関門海峡とふぐ料理
赤間神宮のすぐ前には、関門海峡が広がります。
大型の貨物船が頻繁に行き交っています。
下関の名物と言えば、やはり“ふぐ”が筆頭に挙げられるでしょうか。
街中の色んな場所にふぐの像が建てられています。
これを見て私もふぐが食べたくなってきたので、唐戸桟橋近くで見かけた『ふくの河久』に入ってみる事に。
(“ふぐ”ではなくて“ふく”って言うんだな)
せっかくだから色々食べてみたいな~などと思い、「ふくふく満足セット(ふく刺しぶっかけ丼、ふく汁、ふくから揚げ、ふくフライ)」を注文してみることに。1,500円。
ふく刺しぶっかけ丼は、単品で880円とは思えないようなレベルで盛り付けられているのがたまりません。
ふぐ皮も乗っかってますが、歯ごたえ抜群…というよりちょっと固め。
ふく汁は出汁がいい感じに出ていました。骨が多めの身が少なめというのが若干残念ではありましたが。
ふくから揚げとフライと、2種類の揚げ物が用意されているのも嬉しいもの。個人的にはから揚げの方が良かったです。
『ふくの河久』、本格的なふぐ刺し料理などと比べたら質は劣ることでしょうが、手軽にふぐ料理を食べることが出来る店としてありがたい存在です。
・海峡ゆめタワーより宵の風景を楽しむ
そして最後は下関のランドマーク、海峡ゆめタワーに上ってみる事に。
入場料金は大人一人600円。
やはり関門海峡側の景色が綺麗です。
こうして見ると、思った以上に都会であった事にちょっとした驚きを感じてしまいます。
下関駅付近もなかなか素晴らしい。
写真じゃ分かり難いと思いますが、夕暮れと三日月の組み合わせもまた格別なもんです。
そしてこの時の滞在地であった宇部新川へと戻るために、下関駅から帰路に着く。
こうして元乃墨稲荷神社→角島→下関を巡る、山口県西部一周は無事完遂に成功しました。
本当は各所もっとゆっくりじっくりと楽しんでみたかったのが正直なところではありましたが、時間配分を決めて回ってみるのもなかなか面白いものがあります。
でも、今回の私のこの周回ルートはあまり他の方には参考にならないかもしれませんが。。
リンク
■『赤間神宮』
■『ふくの河久』
■『海峡ゆめタワー』
■『海峡メッセ下関』
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