鳥取砂丘 ~夕暮れ時の神秘的な光景がお勧めの砂丘~
2019年10月9日追記
火星のような夕焼け(?)~鳥取砂丘の夕陽を眺める~
言わずと知れた鳥取県の名スポット、鳥取砂丘。
砂丘から見る夕景が、実に神秘的です。
この鳥取砂丘、昼間よりもむしろこの夕暮れ時がお勧めかもしれません。
見渡す限りの赤い丘。
日本とは思えないような光景が広がります。
火星もこんな風に見えるのだろうか、などと思ったりしたんですが、実際はどうなんだろう。
国内第2位の広大な砂丘を楽しむ
ちなみに、鳥取砂丘の規模の大きさは、国内において第2位。
意外にも1位ではありません。
(ちなみに第1位は青森県の猿ヶ森砂丘。なぜあまり知られていないかというと、砂丘の大部分が防衛装備庁の下北試験場(弾道試験場)の敷地になっているため、一般の観光客は通常立ち入る事ができないから)
よく「日本最大の砂丘」という風に紹介される場合がありますが、正確には「一般観光客が立ち入る事ができる砂丘としては日本最大」といったところか。
部分的に見てみると、砂漠に迷い込んでしまったかのよう。
ラクダに乗る事もできるので、実際に砂漠に来たような感覚を味わえる事かと思います。
他にもパラグライダー体験ができたりと、鳥取砂丘ならではの楽しみ方も様々です。
砂丘の入り口からすぐ奥の方に、最も高い丘(通称:馬の背)がありますが、そこから見渡す日本海と砂丘の景色はなかなか見ものです。
写真では分かり辛いですが、結構な高さです。
しかもかなりの急斜面。
もし足を滑らせたりしたら、砂まみれになりながら下まで転げ落ちる事必至。
しかも、海まで実はかなり距離が離れています。
一面が砂だらけだからこそ成せる、視覚のマジック。
砂丘の奥の方には、日本海の荒れ狂う波が打ち寄せる雄大な景色を楽しむことができます。
砂丘の西側のずっと奥の方には、工業地帯が見えます。
こうして見ると、退廃した未来都市のように思えてきて面白い。
運が良いと、風紋を見ることができますが、非常に多くの観光客が訪れるので、なかなかその機会は訪れません。
部分的に見ることはできますが、それでもかなり砂丘の奥の方に進んでいかないと見られないかもしれません。
強風が吹き荒れた翌日の早朝ならチャンスはあるかも……。
この鳥取砂丘を歩き回る時ですが、靴下と靴はなるべく履かない事をお勧めします。
草履かサンダルに履き替えるか、或いは裸足で歩き回るのが良いでしょう。
場所によっては膝下ぐらいまで沈む箇所がありますので、簡単に靴の中が砂だらけになってしまいます。
砂粒もかなり細かいので、一度砂が靴に大量に入り込むと、落とすのに結構苦労します。
場合によっては、数日間は砂に悩まされる事になり得るかもしれません。
鳥取砂丘へのアクセス
鳥取砂丘は、鳥取市内の中心地から結構離れた場所にある為、マイカーやレンタカー以外ではバスを利用するのがお勧め。
鳥取駅前のバス乗り場から鳥取砂丘行きのバスが出ています。
「砂丘線」がその名の通り、鳥取砂丘(終点)まで行きますので、これを利用するのが最も簡単でしょう。
駅から砂丘までは約20分。
運賃は片道¥380です。
土、日、祝日、夏休みのみ運行している「ループ麒麟獅子号」なら、一律¥300で利用できます。◆『砂丘線』時刻表 ※PDFファイル
◆『ループ麒麟獅子号』時刻表 ※PDFファイル
※何れも「鳥取砂丘(砂丘会館)」にて下車します。
ただし、最終のバスの時間が思ったよりも早いので、帰りの時間には十分に気をつける必要があります。
「砂丘線」の「鳥取砂丘(砂丘会館)」から「鳥取駅」行きの最終便は18:30であり、「ループ麒麟獅子号」だと最終便は17:13とかなり早めです。
しかし、「鳥取砂丘(砂丘会館)」から10分ほど歩きますが、「砂丘東口」バス停ですと、鳥取駅前行き(「岩美・岩井線」)の最終は19:27となっています。
日没までゆっくりしておきたい、という方はこちらを利用すると良いでしょう。
◆『岩美・岩井線』 上り時刻表 ※PDFファイル
◆『岩美・岩井線』 下り時刻表 ※PDFファイル
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