横浜町の菜の花 ~穏やかな空気と黄色の色彩に安らぐ~
青森県横浜町の一面に広がる菜の花畑。
(神奈川県の横浜市とは全然違います。念の為)
時期は過ぎてしまっていますが、毎年5月中旬頃に咲き乱れる、日本最大級の規模を誇る菜の花。
黄色い絨毯を敷き詰めたような…という言い方は月並みですが、正にその表現がぴったり当てはまるような光景が広がります。
あるいは“菜の花の海”とでも言えるような。
空の青、丘と木々の緑、菜の花の黄色。
煌びやかな3色の景色に溶け込んでしまうような…。
風力発電のタービンとの組み合わせもまた粋なものです。
春の爽やかな風を感じさせます。
丘の反対側には、陸奥湾と釜臥山(かまふせやま(恐山山地))を見ることができます。
こちらの景色もまた格別なものです。
この横浜町では、毎年5月中旬頃の菜の花の開花に合わせて「菜の花フェスティバル」というイベントが開催されています。
菜の花畑を利用した迷路や、菜の花にちなんだ商品を販売する店舗、マラソン大会などなど、様々な企画が催されます。
会場へのアクセスは、やはり車を利用するのが一番簡単ではありますが、一応最寄(?)に駅やバス停もありますので、公共交通機関を利用してアクセスする事も可能です。
列車を利用する場合、JR大湊(おおみなと)線の「有畑駅」が最寄駅となりますが、大湊線の本数そのものが少なく、さらにこの駅に停車する普通列車だとさらに本数が激減します(快速の方が多い)。
そして、会場まで2.5km程度もの道のりを歩かなくてはなりません。
大湊線「有畑」駅から会場までの徒歩ルート
バスを利用する場合、最寄の停留所は「大豆田」となります。
この停留所からだと、会場までは2km弱となりますので、こちらの方が列車を利用するより若干楽だと思われます。
しかし、どちらにせよ、2km以上もの道のりを歩かなければならないので、注意が必要です。
「大豆田」停留所から会場までの徒歩ルート
ただ、菜の花を見ながら歩くのは、意外と気持ちが良いものです。
時期的にもまだ涼しく、歩く距離も往復といえども無茶な距離とは言い難いはずですので、ゆっくりと散歩がてら菜の花を楽しみながら行くのも良いでしょう。
■下北バス時刻表 ※「青森線」または「野辺地線」のバスにて移動します
(撮影日:2015/05/17)
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