砕氷船「おーろら」 ~白銀の幻想海原への航海~
砕氷船「おーろら」。
北海道網走(あばしり)市にて1月中旬~3月(または4月初頭)まで運行され、毎年大勢の観光客が乗船する人気の観光砕氷船です。
オホーツク海の冬の名物、流氷を間近で見ることができるばかりでなく、氷塊を豪快に砕きながら白銀の海原を進んでいく、まさに圧巻なるクルーズです。
(余談ですが、この砕氷船は4月下旬~10月にかけて知床斜里町にて運行される「知床観光船」としても使用されているとのこと)
網走市の「道の駅・流氷街道網走」に併設された「みなと観光流センターおーろら ターミナル」より乗船します。
船の3階展望デッキの角の場所を確保。
ライトの上にカモメがやってきて、暫くそこで観光客のモデル役を務めてくれてました。
そして出航。
港を出てすぐに流氷の欠片がそこかしこを漂っていました。
カモメたちと共に流氷のある海原へ船は進みます。
暫くすると流氷の一帯が見えてきました。
様々な模様を描く流氷の一帯。
真っ白に染まる水平線という滅多に見ることができない光景にただ魅了されるばかりです。
氷塊を砕きながら船はどんどん進んでいきます。
やがて流氷の一帯を抜けて港への帰路へ。
先ほどの流氷を、私たちより後に出航した「おーろらII」が進んでいっています。
船内は非常に暖かく、海風にさらされた後ではホッとします。
売店ではコーヒーなどの飲み物の他に、「和牛肉まん」も販売されています。(1個300円)
展望室で冷えた体には非常に嬉しいもの。
クリオネが飼育されていました。
実物は初めて見ましたが、思ったより大きかったんだな。
そして港へ到着。
運行時間60分は長いように見えて実際はあっという間に過ぎてしまいます。
流氷はいつも決まって見る事ができないものだからこそ、体験できた時の感動というものは大きいものです。
さて、今回は砕氷船「おーろら」での流氷体験についてまとめましたが、この「おーろら」に乗るにあたっての注意しておくべき点もいくつかあります。
それらの注意事項を私なりにまとめてみましたが、かなり長くなりそうなので記事を分けて次回にお伝えしようかと思います。
リンク
■『網走流氷観光砕氷船・おーろら』
■『おいしい街網走 -網走市観光協会- / 流氷』
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