島根、鳥取での食事 ~出雲そば、天ぷら、鳥取カレーを満喫する~
今回は島根、鳥取の食事ネタを少しだけですがまとめてみようかと思います。
まずは、出雲大社前の神門通りにて、「割子そば」を食す。
割子そばとは、出雲地方の名物出雲そばの一種であり、丸い器に盛られたそばが三段重なった状態で提供されます。
割子そばの食べ方としては、
①3段重ねたまま一段目のそばに薬味を加える
②ツユを掛けて一段目のそばを食べる
③一段目を食べ終えたら、残ったツユを二段目のそばに移し、空の器を一番下に重ねる
④二段目のそばに薬味とツユを加えて食べる、以下三段目も同様の手順で食べる
といったところでしょうか。
お店によっては三段のそれぞれで薬味が違っていたり、すでにツユが掛かっていたりと、マチマチですが。
「そういえば割子そばをまだ食べていなかったな」などと思いつつ、思いつきで神門通りのお店の一つに入っていったので、肝心の店名を忘れてしまったもよう……。
とはいえ、ぶっちゃけ神門通りのお店はどこも似たようなものかもしれませんが。
しかし、割子そばがどんなものなのか試しに食べてみたい、と思った方にとっては、神門通りのお店は気軽に入る事ができて良いのかもしれません。
ちなみに、出雲そばの一つに「釜揚げそば」というものもあります。
これについては「亀嵩(かめだけ)駅」の記事内に詳細をまとめていますので、そちらを参照してみてください。
松江城近辺をふらっと歩き回っていると、ちょっと小洒落た店を発見。
何の店だろうと思っていると天ぷら屋である事が分かり、ちょっと気になって入店。
店内はそれほど広くなく、喫茶店のような雰囲気にも思えてきますが、「ゆっくり落ち着いてお食事を楽しんでいただける空間作り」を目指してのことらしい。
しかし、天ぷらは本格的です。
今回、私はランチメニューの一つである「天麩羅ご飯B」を注文。
¥1,600と少し値は張りましたが、海老、キス、野菜、かき揚げ等が1品ずつ揚げたてで提供されてきますので、まさに作りたて熱々の天ぷらを美味しくいただくことができます。
思った以上に天ぷらの種類も多く、ボリュームも結構なものですが、もし物足りないようであれば単品天ぷらを追加注文する事も勿論可能。
胃にもたれないさっぱりとした天ぷらで、老若男女問わず楽しめる天ぷら料理店であることでしょう。
もし松江市内で食事を何にするか迷っている場合は、この「天麩羅神いし」も選択肢に入れるのも十分有りでしょう。
住所:松江市内中原町127 1階
電話:0852-32-1646
営業時間:11:30~14:00、17:00~20:30
定休日:日曜、祝日 ※不定休あり
駐車場:3台
最後は、鳥取市内でのカレーショップ「因幡屋食堂(いなばやしょくどう)」にて。
鳥取県は1世帯あたりのカレールウの年間支出金が全国トップクラスと言われており、食堂や喫茶店等にオリジナルカレーまでもが存在するカレー王国でもあります。
「鳥取カレー」というジャンルまで確立してしまうほどのものらしく、なかでも鳥取県庁第二庁舎の9階食堂にて曜日限定で提供される「いのししカレー」や、「砂丘会館」にある「あごカツカレー」などが代表格として知られています。
(「あごカツカレー」の「あご」とは飛魚のことで、飛魚をはんぺん状のすり身にして揚げたもの)
しかし、今回の鳥取訪問においてどちらも時間の都合上、訪れることができなかったので、市内をふらっと散策していたところ、「因幡屋食堂」が目に飛び込んできたので、入店してみることに。
店に入ると、様々なウィスキーのボトルが並べられている棚が目に入り、一瞬バーかと思ってしまうことかもしれませんが、メニューを見るとしっかりとカレー屋さんをしています。
メニューは「ミャンマー風」、「ドライカレー」、「欧風カレー」の3種のカレーを選び、ご飯の量、辛さ、追加のトッピングを選ぶことができるというもの。
私は「欧風カレー」を「トンカツ」トッピングで注文。
基本の具は牛すじのみとなっていますが、しっかり煮込んであって肉は柔らかく、ルウも濃厚でコクがあり、ノーマル(1辛)でも程よい辛さとなっています。
なかなか良い感じのカレーです。
この「因幡屋食堂」、最近できたお店のようですが、地元の方にとってはどういう評価となっているんでしょうか。
他にも鳥取カレーを食べてみたかったのですが、今回はこの一軒しか行けなかったのがやや残念なところ。
(この「因幡屋食堂」も私は結構気に入りましたが)
次回鳥取県に訪れる際は、「あごカツカレー」や「いのししカレー」も是非ともチャレンジしてみたいところです。
■『因幡屋食堂(いなばやしょくどう)』
住所:鳥取県鳥取市栄町601
電話:0857-21-3317
営業時間:11:30~14:00、17:00~ ランチ営業、夜10時以降入店可
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