馬籠宿(まごめじゅく) ~伝統的町並みと大自然を見渡す絶好のロケーションを歩く~
岐阜県中津川市の東側の山腹に位置しており、中山道(なかせんどう)43番目の宿場となっています。
ちなみに、かつては長野県木曽郡山口村に属していましたが、2005年2月、越県合併によって、岐阜県中津川市に編入される事となりました。
この光景、どことなく台湾の九份(九イ分/きゅうふん)を想起させるような……。 道の脇を流れる水のせせらぎもまた非常に心地よい音を流します。
この水車から見上げる坂道も、この馬籠宿では定番のスポットとなっています。
趣ある坂の町が天に向かって伸びていくような光景。
思わず気分が高ぶってくる事でしょう。
しかし、至る場所にレトロな喫茶店や、休憩所も設けられていますので、休みながらじっくりと散策する事も出来ます。
しかし、雨の日は滑りやすくなりますので、特に坂道を降りる際には足元に注意しましょう。
馬籠宿の街道を登った先には、「馬籠上陣上」という展望台があり、そこから恵那山(えなさん/標高2,191m)を一望する事も出来ます。
すぐ隣に休憩所や駐車場、さらには「陣馬(じんば)」バス停もありますので、思ったよりも利用しやすい場所であるのが嬉しい所。
歴史的な街道、周囲の山々、遠くに見る中津川の市街地など、文化と自然を同時に楽しめる場所として、日本人のみならず、海外からの旅行者からも人気となっているこの馬籠宿。
その魅力に、とことん魅了されてみるのはいかがでしょうか。
完歩した暁には、妻籠・馬籠の観光案内所にて、『完歩証明書』を購入する事も可能となります。
山道を歩く事になりますので、挑戦してみたい方は、動きやすい格好で挑みましょう。
本格的な登山装備である必要はありませんが、熊と遭遇する恐れもありますので、熊よけの鈴を用意しておくと良いでしょう。
観光案内所にて貸出も行っています。熊は基本的に憶病な動物であり、ばったり鉢合わせさえしなければ、襲われる確率は低めです。出来る限り熊と遭遇しない努力をしましょう。
※もし遭遇しても背を向けて逃げたり、死んだふりだけはしないように。非常に危険です。
◆詳細はコチラを参照ください⇒ 『木曽馬籠宿/中山道のハイキング&完歩証明書』
アクセス
妻籠宿と同様、この馬籠宿もバスでのアクセスが可能です。
バスでのアクセス方法は、3パターンあります。
1.JR中央本線の中津川駅より、「馬籠線」バスに乗車し、終点の「馬籠」停留所にて下車。
2.JR中央本線の南木曾駅より、「馬籠線」バスに乗車し、「陣馬(じんば)」停留所、または終点の「馬籠」停留所にて下車。
3.JR中央本線の坂下駅より、「藤沢線」バスに乗車し、終点の「馬籠」停留所にて下車。
1.の方が早くて簡単にアクセスが可能。
2.の方は、妻籠宿の最寄りも経由しますので、2ヶ所とも楽しみたいという時に便利です。
3.の方は本数が非常に少ない為(それも夕方の2便のみ)、利用には注意が必要となります。こちらを利用する事はあまりないと思われますが。
◆時刻表については、コチラを参照ください。
・『北恵那交通株式会社/路線バス時刻表』
・『なぎそまち/地域バス・乗合タクシーについて』
リンク
■『木曽路.com/馬籠宿』
■『木曽広域公式観光サイト 木曽路.com』
■『木曽馬籠/中山道木曽馬籠宿 馬籠宿観光協会のオフィシャルサイト』
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