東京夜桜 ~夜の都会に見る幻想光景~
目黒川の夜桜。
約800本もの桜が4km弱にわたって、目黒川の両岸に咲き乱れます。
のんびりと休めるような公園や広場などはほとんどありませんが、ゆったりと桜を楽しみながら散歩してみるのも、なかなか乙なものです。
とはいっても、この目黒川も東京都内の桜の名所の一つでかなり込み合いますので、なかなか落ち着いて堪能するのは難しいかもしれませんが。
しかし、それでも川沿いの夜桜を眺めながら歩いていくのは、非常に気分が良いものです。
時折姿を見せる月明かりと桜の光景は、もう言うことなしです。
靖国神社。
前回は夕日が差し込む桜の光景についてお伝えしましたが、夜もまた違った顔を見せます。
境内に入ることは出来ませんでしたが、門の脇から境内のライトに照らされた桜を見ることができ、これはこれでまた良いものです。
夜になっても、賑やかさはあまり衰えません。
屋台が並ぶ中、桜を見ながら仲間内で飲む酒は非常に最高なものだろう。
おまけ。
「六本木一丁目駅」近辺のアークヒルズ周辺にて。
通りの両端を150本ものソメイヨシノが覆い、ライトアップ時には桜のトンネルに入り込んだかのような気分になれます。
桜の隙間からのぞかせるビルもまた思った以上に良い感じです。
大都会の喧騒を忘れさせてくれる、期間限定の幻想光景だからこそ、人は夜桜にひと時の安らぎを求めているのかもしれない。
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