福岡県・藍島(あいのしま) ~福岡の猫島で猫と自然に癒される~

 

猫島探訪シリーズ第3弾。 福岡県『藍島(あいのしま)』。
九州で猫島を検索してみると、最初の方にに出てくるほど、この藍島は猫たちの多い島として知られています。
今回は、この藍島についてまとめてみようと思います。

ちなみに、福岡県には「相島(あいのしま)」という同じ読み方の島が存在します。こちらも“猫島”と呼ばれる島ですが、今回紹介する藍島とは島自体も場所も違いますので注意しましょう。
相島については、こちらを参照ください。

『福岡県・相島(あいのしま) ~歴史的文化に触れながら猫島を満喫する~』

 

 

 

ainoshima-neko01
福岡県北九州市の沖合いに浮かぶ島『藍島(あいのしま)』。
人口は270人程。島内には売店や診療所、学校、そして民宿等の施設もあり、思った以上の規模を誇る島です。
漁業が盛んであり、多くの釣り人たちが訪れる島でもあります。
町中には自動販売機もある程度設置されている為、手ぶらで訪れてもあまり困る事はないでしょう。

ainoshima-neko02
ainoshima-neko03
そしてこの島、かなり多くの猫が生息している事もあり、猫島としても有名
釣り人意外にも、この猫たちを目的に訪れる観光客も少なくはなく、福岡県では人気のある離島の一つです。

ainoshima-neko04

ainoshima-neko05
ainoshima-neko06
ainoshima-neko07
とは言え、私が訪れた時には、猫がワラワラと群がってくるような光景は、あまり見ることができませんでした。
大体、多くても5~6匹程度の猫たちが、ある1箇所に固まっている程度です。
タイミングが合えば、もっと10匹以上もの群れを見る事も出来るのかもしれませんが。

しかし、町中の至る場所に分散しているようであり、トータル数としては、やはり結構な数がいる事が分かります。

ainoshima-neko08
ainoshima-neko09
ちょっと構ってやると、すぐについて来るようになるほど、人懐っこい猫たちが多いです。

ainoshima-neko10
食べ物をねだってるようにも思えますが、猫への餌やりは、所定の場所を除いて遠慮するよう呼びかけられています。
食べ物を与えると、一気に寄ってくる光景が見えるとは思いますが、ルールは守りましょう。

あまりに身勝手な観光客が増えると、猫たちが島から追い出される恐れも出てきます。

ainoshima-neko11
ainoshima-neko12
ainoshima-neko13
ainoshima-neko14
しかし、もう初夏の気候になってきている事もあってか、みんな基本的に影から動こうとはしません。
すでに簡単に日焼けしてしまうほどの日差しでもありましたので、無理はない事ですが。

宮城県の『田代島(たしろじま)』や、愛媛県の『青島(あおしま)』ほどのインパクトはないものの、あちこちで見かける猫たちの姿には、やはり心が和んでくるというも

のです。

ainoshima-neko15
ainoshima-neko16
ainoshima-neko17
ainoshima-neko18
海沿いにいた1匹の猫が、私の相手(?)になってくれました。
私の周囲を動き回り、暫く写真のモデルを務めてもらいました。

それにしても、海と猫の組み合わせって、どうしてこうも惹かれてしまうのだろうか。

 

●藍島猫ギャラリー●

藍島の猫たちの写真をスライドショー化しました。猫写真をお楽しみください。
(手動での切替えにしています)

 

 

ainoshima-neko19
ainoshima-neko20
ainoshima-neko21
ainoshima-neko22
そして、猫たちに限らず、島内の景観もまた趣があり、散策しているだけでも、それなりに楽しむ事ができます。

ainoshima-neko23
ainoshima-neko24
島の北側には、千畳敷もあります。

ainoshima-neko25
干潮時になると、かなりの広さの平坦な岩場が広がり、すぐ向かいの島の貝島にも歩いて渡れるほど。

ainoshima-neko26
ainoshima-neko27
海の向こうには、小倉の工場の数々、そして、晴れわたっていれば、山口県の山々も見え、自然観光としてもなかなか面白いものです。

 

◆藍島へのアクセス◆

ainoshima-neko28
この藍島へは、JR小倉駅の北東部にある「北九州市渡船航路」から、船に乗って移動する事ができます。
間違えて、北側の「松山・小倉フェリー株式会社」の方に行かないよう、注意しましょう。
ainoshima-neko29
ainoshima-neko30
『藍島・馬島行き』の案内板がありますので、ここの待合所で乗船券を購入します。
ainoshima-neko31
ainoshima-neko32
土・日・祝日など、多くの乗船人数が見込まれる場合は、最初に整理券を窓口か、係員から受け取っておかなければ、乗船券を購入できないので注意しましょう。
藍島が目的の場合、切符購入の際に、往復券を購入します。

ちなみに、途中で馬島へ寄りたい場合、まず片道切符を窓口にて購入します。
そして、藍島から馬島へ行きたい場合、またはその逆の移動をしたい場合、船内にある券売機にて乗船券を購入する事となります。

運賃は、小倉~藍島まで¥400。小倉~馬島まで¥280、馬島~藍島まで¥120。(何れも片道運賃)
往復¥800で済んでしまいます。かなり割安。

ainoshima-neko33
小倉港から藍島・馬島行きの時刻

・通常期・
月~金:第1便/10:30、第2便/14:30、第3便/17:30
土曜日:第1便/10:30、第2便/14:00、第3便/17:30
日曜日・祝日:第1便/9:00、第2便/15:30、第3便/17:30

・夏季(7月20日~8月10日)・
月~金:第1便/10:30、第2便/14:30、第3便/17:30
土・日・祝日:第1便/8:30、第2便/10:30、第3便/15:30、第4便/17:30

・年始(1月1日~1月4日)・
第1便/10:30、第2便/16:30

藍島から小倉港行きの時刻

・通常期・
月~金:第1便/7:00、第2便/13:30、第3便/15:30
土曜日:第1便/7:00、第2便/13:00、第3便/16:30
日曜日・祝日:第1便/7:00、第2便/14:30、第3便/16:30

・夏季(7月20日~8月10日)・
月~金:第1便/7:00、第2便/13:30、第3便/15:30
土・日・祝日:第1便/7:00、第2便/9:30、第3便/14:30、第4便/16:30

・年始(1月1日~1月4日)・
第1便/9:00、第2便/15:30

所要時間は、馬島まで22分、藍島まで35分となっています。

時刻表の詳細はこちらを参照ください。
『北九州市/小倉航路・時刻表』

 

ainoshima-neko34
ちなみに、この藍島のすぐ近くに『馬島(うまじま)』という離島もありますが、実はこちらも数ある猫島の一つに挙げられる島です。
今回、馬島にもついでに寄ってみましたので、こちらについては、次回に詳細をまとめようと思います。

ainoshima-neko35

 


   リンク

 

『北九州市/小倉航路』
『藍島(藍ノ島)・九州福岡島めぐり』
『福岡県観光情報/藍島』

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ ←クリックしていただけると大きな励みになります

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

「さぁ行こう」そう思った時が旅の始まり。あなたはどんな旅がしたいですか。
人それぞれ個性があるように、旅もまた千差万別。あなたに合う旅を見つける手助けができるような、そんなサイトを目指して……。
ABOUT

最新記事

ブログ統計情報

  • 1,735,385 PV