仏ヶ浦への旅 ~バスと船で行く秘境への旅~
前回は仏ヶ浦の様子についてまとめてみましたが、今回は仏ヶ浦へのアクセス方法についてまとめてみようかと思います。
■『仏ヶ浦(ほとけがうら) ~自然が創り出す圧倒的な芸術空間~』
仏ヶ浦へは車でアクセスが可能ですが、最寄の駐車場から階段を下りながらの片道20分程度を歩かなければなりません。
駐車場へ戻る際も階段を上っていかないといけないので、足腰の弱い方や体力に自信がないという方は、観光船を利用してアクセスするのがお勧めです。
車からだと、仏ヶ浦北側の国道338号線より遠景を望む事ができますが、全体像は海上からでなければ綺麗に見ることができないので、そういった事からも観光船を利用して訪れるのがお勧めです。
(ただ、国道338号線の高い場所から見下ろす景観も良いかもしれませんが)
「下北駅前」や「むつバスターミナル」から佐井車庫行きのバスに乗り、「佐井」停留所まで向かいます。
運賃は下北駅前からだと片道¥2,450、むつバスターミナルからだと片道¥2,330。
移動時間は片道2時間~2時間10分程度。結構な長旅になります。
写真はむつバスターミナル。
古い建物ではありますが、これがまた味があって良い。
「佐井車庫」行きのバスへと乗り込みます。
そして長いバスの旅が始まります。
この佐井行きのバス、本州最北端の「大間崎」を経由していきますので、今回の私のようにこの仏ヶ浦に行くついでに大間崎も楽しんでいく、というのもありでしょう。
ただし、観光船に乗る時間と佐井停留所に到着する時間をしっかりと把握しておく事!
1本でも乗り遅れてしまうと、次のバスは1~2時間後となってしまいます。
或いは、午前中に仏ヶ浦へ行っておき、帰り道のついでに大間崎へ立ち寄るのも良いかもしれません。
が、どちらにせよバスの時間には注意が必要です。
■『佐井線 下り(むつ⇒佐井方面)』 ※PDFファイル
■『佐井線 上り(佐井⇒むつ方面)』 ※PDFファイル
道中は津軽海峡の雄大な景色を車窓から楽しむことができます。
中にはこんな看板もあったり。
外の景色を撮ろうとして偶然写り込んだものですが。
しかし、「日本一安い」と謳っている割には半端な値段だ。
「佐井」停留所に降りると、目の前に「津軽海峡文化館 アルサス」という建物があります。
中に入ってすぐ左手の方に仏ヶ浦行き観光船の受付がありますので、そちらで往復の乗船券を購入します。
ちなみにこの乗船券はインターネットから予約する事もできます。
当日の販売もされてはいますが、もし観光船が満員になっていると乗船できない場合があります。
特に5人以上の大人数となると、状況は分かりません。
一応予約しておくのが無難でしょう。
乗船券を購入し、船に乗り込みます。
往復一人¥2,400。
船は小さいように見えますが、中は意外とゆったりとしています。
風が強くなければ船の揺れは少ないと思いますが、船酔いが心配な方は酔い止めを念のため用意しておくと良いでしょう。
せっかく仏ヶ浦に辿り着いたのに、船酔いでダウンしてしまった、何てことがないように。
結構な速さで船は進んでいきます。
途中の景色もまた非常に素晴らしいものがあります。
船旅の最中も目が離せません。
仏ヶ浦の全貌はこの船上からでしか見ることができません。
しっかりと目に焼き付けておきましょう。
ガイドさんによる解説もつきます。
船から降りると、ガイドさんについていき、要所要所で仏ヶ浦についての説明をしてくれます。
一通りの説明が終わると、自由に散策させてもらえますので、存分に楽しみましょう。
といっても、帰りの便の時間は到着してから30分後となっています。
それには間に合うように注意しましょう。
こんなところに置いていかれるとたまったもんじゃありません。
そして帰りの船旅にて佐井港へと戻っていきます。
船の波しぶきで、虹ができていました(写真だと分かり難いですが)。
なんという素晴らしい光景。
佐井港に到着。
下北駅行きのバスに乗り、むつ市内へと帰路をとります。
ここからまた2時間ものバス旅が待ち受けていますが。
ちなみに、「津軽海峡文化館 アルサス」内に、子供たちが描いた仏ヶ浦の絵が展示されていました。
うん、みんな考えること一緒なんだな。
ちなみに、この仏ヶ浦へは青森港からも観光船が出ているようです。
こちらは片道1時間40分ほどは掛かるようです。
時間が合えば、青森⇒仏ヶ浦⇒佐井という風に船でアクセスし、佐井バス停からむつ市内へと向かう、或いはその逆パターンのルートを取る事も可能。
ただし、観光船とバスの時間はしっかりと調べておく事!
リンク
■『佐井線 下り(むつ⇒佐井方面)』 ※PDFファイル
■『佐井線 上り(佐井⇒むつ方面)』 ※PDFファイル
■『仏ヶ浦観光船予約』
■『仏ヶ浦観光船情報』
■『仏ヶ浦(牛滝)/シティライン株式会社』
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