宮崎県南部周遊の旅・2日目 ~幸島・都井岬で動物たちと触れ合う+道中の愉しみ~

 

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4・都井岬を散策する ~灯台と御崎神社を徒歩で踏破~

 

 

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14:28、串間駅に到着。
そして、都井岬行きのバスは、15:05発。

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バス…というよりも、バンのようなもの。
とは言え、乗客はここでも私一人のみだった為、十分すぎるほどの大きさではありましたが。

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ちなみに、ここから都井岬までは35分程度掛かりますが、運賃は何と¥200均一です。
運転席脇にある料金箱に入れましょう。

 

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そして、15:40前後、都井岬に到着します。
もうすでに陽は傾いてきていますが、帰りのバスの時間は、18:25。散策する時間は十分ありそうです。
とはいえ、この時期だとすでに陽が傾いてきているので、言うほどの時間はなさそうですが…。

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この都井岬には野生の馬がいる事でも知られており、この日もしっかりと馬の姿を間近で見る事が出来ました。
案外、動物好きの私にとって、こういった光景は本当にたまらないもの。

 

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そして、どうせならしっかりと岬の灯台まで行ってみたいと思いましたが……灯台は山の向こう側に。
バスは残念ながらここまでしか走っておらず、歩くと大変そうだが……せっかくだからと歩く事を決心。

 

 

灯台までは1.9kmほど。別に無茶な距離ではないな。

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しかし、坂道の連続ですので、いかに冬場と言えども、これは結構大変ですが。

 

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少し早めに歩き、何とか20分ちょっとで灯台へと到着。

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ちなみにこの灯台、午後4時30分までしか中に入れないので、本当にギリギリでしたが、何とか上まで上る事が出来ました。

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もう少しスッキリと晴れ渡っていれば言う事なしだったのですが、これはこれで十分に絶景です。

そして次は、もう陽もかなり沈みかかっている今から何とか御崎神社まで行けないものかと、我ながら無茶じゃないか?と思うような事を思いつく事になりますが…ここまで来たなら行ってみよう!と歩き出す事に。

 

 

灯台から御崎神社までは2.6kmほど。坂道をひたすら下っていくだけなので、行くだけならそこまで時間は掛からないはず…。
と思いつつ、来た道を下っていくと、一台の車が私の近くで止まりました。
運転している(ちょい年増の)女性の方が声を掛けてきましたが、どこかで見たような……と思っていたら、灯台の受付の方。
何と「ビジターセンターの近くまでなら送ってあげるよ」と、ありがたい一声をいただいたので、お言葉に甘える事に。

とは言え、御崎神社に行ってみたい気持ちは変わっていないので、途中の丁字路で降ろしてもらう事に。
僅か1kmほどの道中ではありましたが、それでも時間が限られている今の私にしては、非常に助かったものでした。

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ここからさらに1kmほどの坂道を下っていきます。
しかし、これだけ下り続けると、帰りの上りがまた大変そうだ……。

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と思いつつ、ちょっとした助けを得ながらも、灯台から20分少々で御崎神社の入り口まで辿り着く事が出来ました。
時間はこの時点で16:50過ぎ。
もうすぐ陽が沈むな。

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ソテツの群生が広がる階段をさらに降りていくと、ようやくお社の前に到着します。

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崖の中腹に、夕陽を浴びてオレンジに輝く社殿の姿は、言葉に言い表せない感慨が湧いてきます。
苦労してここまで来た甲斐があったと思わずにはいられません。

周辺のソテツ群もまた非常に良い味のある風景となっています。

 

 

5・バスまでの困った余り時間をどう過ごすか??

 

 

ひと息ついたら、ここまで下ってきた道を上って戻っていかなくてはなりません。
ここからビジターセンター(バス停留所前)までの道のりは、約1.4km。ひたすら上り坂が続きます。

ただ、さほど急な勾配でもない為、気を落ち着かせながら進んでいけば、さほど苦しい道のりというわけでもありません。

そして、何とか20分少々で戻ってくる事が出来また。

もう陽は暮れてしまいましたが、まだ明るさが残っている状態でした。

 

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この夕暮れの名残の中を歩く馬の姿もまたなかなか良いものですね。

ただ、この時の時間は17:30過ぎ頃。バスは18:25。
あと小一時間もどうやって過ごせば良いんだ??という、ある意味最大の問題に直面する事に。

ビジターセンターはもう閉まっており、その近くの民家の明かりも消えている。
近くには店らしきものも一切なく、建物はあっても、やはり明かりが点いていない。

唯一あるのは……自動販売機。

…あれ?これってちょっとマジでどうすれば??
と思う事態になりますが、焦ったところでどうしようもないので、もうこの辺でただひたすらだらだら過ごしている事にしよう。

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しかし、空がだんだん暗くなっていくにつれて、気温もどんどん低くなっていくのが実感できる。
これはマズイ。
さっき坂道を歩き回ったおかげで、けっこう汗ばんでしまった為、寒さが際立ってしまう…!

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少し体を動かしながら時間を潰す事に。
その間に、周辺はどんどん暗くなっていき、私一人だけ取り残されたかのような気持ちにすらなってきます。
というか、何でバスの時間、こんなに遅いんだ??

 

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そして、もうすっかり辺りが真っ暗になった、18:20になろうかという時。
光の筋がどんどん近づいてくるのを確認。
ようやくバスの到着です。

しかし、何と安心できる瞬間であった事か…。

こうして、帰りもまた私一人のみの乗客を乗せて、バスは串間駅へと向かっていきます。

 

 

6・串間での食事、志布志への移動

 

19:05頃、串間駅へ到着します。
今日の宿泊予定地は、串間市のお隣の志布志市。鹿児島県ではありますが。

志布志行きの列車は、20:07とまたしても待ち時間がけっこうある状態となった為、今のうちに夕食をとる事に。

 

 

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串間駅のすぐ西の方に「マルチョンラーメン」という、串間で人気というラーメン屋があったので、そこに入ってみました。

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注文したのは、特製ラーメン。¥1,100。
コーンやネギ、キャベツなどの野菜がふんだんに使用され、豚バラ肉もガッツリ入った、ボリューム満点のラーメンとなっています。

さっぱりとしていながら、トンコツのコクもあって、なかなかの美味しさ。
ただ、ちょっとボリュームがありすぎたか。
良かった、ライスを頼もうとして思いとどまって。

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しっかりと食事も楽しみ、宿泊地である今日の最終目的地、志布志へと移動します。

 

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そして20:31、JR日南線の終着、志布志駅に到着します。
終着駅というのは、なぜこうもワクワクというような、或いは達成感に近いような不思議な、気持ちの高揚を覚えるようになるんだろう?

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駅の前は何やら工事中となっていましたが、終着駅らしいこの素朴な佇まいは、やはり良いもの。

 

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駅の奥の方に鮮やかな光を放つ場所があったので、興味を惹かれてちょっと寄ってみると、「志布志鉄道記念公園」という場所の、イルミネーションでした。

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展示SLにも凝った電飾が施され、ちょっとした夢のような世界を演出していました。

 

 

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そしてこの日の宿泊先、ホテルポラリスへ。

志布志駅のすぐ北西側に位置するホテルで、1泊朝食付きで¥6,000
一般的なビジネスホテル(シティホテル?)といったところ。部屋はやや広めなのが良いですが。

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昨日のTAGIRI HOTELの後ではものすごい差を感じるものですが、私としてはこういったホテルに泊まり慣れているので、むしろこういった部屋が安心できるようにも思えたりします。

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2日目のまとめ

 

ちょっと長くなりましたが、それだけ充実した1日を過ごせたものでした。
都井岬については、もっと馬たちの姿が見たかったので、やはりバスだけでは不完全燃焼といったところ。
時間がやや遅めだったというのもありますが、もし次に訪れる機会があれば、次はもっと早い時間にレンタカーで訪れてみたいものです。

そして最終日の3日目は、列車で北上しつつ、青島、宮崎市の街へと向かいます。

 

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リンク

『串間市観光物産協会/幸島』
『串間市観光物産協会/都井岬』

『串間市/コミュニティバス「よかバス」』

『TAGIRI HOTEL』
『ホテル ポラリス』

 

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